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高橋由一の新たな油絵見つかる NHKニュース
明治の初期に活躍し、日本で最初の洋画家と言われる高橋由一が長野県の豪農を描いた作品が、長野県中野... 明治の初期に活躍し、日本で最初の洋画家と言われる高橋由一が長野県の豪農を描いた作品が、長野県中野市で新たに見つかりました。 新たに見つかったのは、中野市の豪農、山田荘左衛門顕善の肖像画で、中野市の住民が所有していました。 大きさは、額を含め、縦62センチ、横50センチ。 明治16年に描かれたとみられる油絵で、先月、高橋由一の作品と確認されました。 同じ豪農を描いた作品は3年前に資料館で見つかっていて、今回の肖像画は同じ服装で顔はやや正面を向いています。 明治の初期に活躍した高橋由一は、日本で最初の洋画家とも言われ、代表作の「鮭」や「花魁」は国の重要文化財に指定されています。 絵を所有していた人は「貴重な文化財を後世に伝えてほしい」と中野市に寄贈し、市は傷んだところを修復して一般公開することにしています。