節電意識 数値目標の有無で地域差 NHKニュース

去年の夏、節電の数値目標を設けなかった地域では家庭での節電への意識が弱まる傾向だったことが環境省の調査で分かり、環境省は「数値目標に関係なく節電を進めてほしい」と呼びかけています。 環境省は、沖縄を除く全国の電力会社９社の管内にある一般家庭８２４１世帯を対象に節電意識の変化を調べています。 それによりますと、去年７月から９月にかけて「節電を強く意識した」と回答した家庭は３２％で、前の年と比べてほぼ同じでした。 地域ごとにみてみますと、▽九州電力管内が３９％、▽関西電力管内が３８％、▽北海道電力管内が３７％で、前の年に比べて節電を強く意識した家庭が９ポイントから１８ポイント増えていた一方、▽東京電力管内では１５ポイント、▽東北電力管内では９ポイントと大幅に減っていました。 そのほかの４つの管内では変化の幅は小さく、前の年とあまり変わりませんでした。 政府は、原発事故のあと、電力会社の管内ごと

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