ウナギの価格 高止まり続く見通し NHKニュース

ウナギの稚魚、シラスウナギについて、水産庁は、ことし養殖業者が確保した量は価格が高騰した去年よりさらに２５％減少しているとして、ウナギの価格は当面、高い状態が続くという見通しを示しました。 国内で消費されるウナギの大半は稚魚のシラスウナギを養殖したものですが、シラスウナギの漁獲量は減少傾向が続いています。 水産庁によりますと、ことし、ウナギの養殖業者が確保したシラスウナギの量は先月末現在でおよそ１２トンと、ウナギが高騰した去年よりさらに２５％減少しています。 このためシラスウナギの取引価格も一段と上昇していて、水産庁が業界団体に聞き取りを行ったところ、５年前の３倍以上の１キロ当たり２６０万円に達しているということです。 日本にシラスウナギを輸出している中国や台湾でも漁獲量の減少が深刻で、２９日まで中国の上海で日中台の水産当局が資源管理に向けて協議していましたが、具体策を打ち出せていません。

[kowyoshi]

これからもずっと続くよ、このままでは＞ここまでシラスウナギの不漁が続いたことはなく