「火山灰に視界奪われ 熱風吹いてきた」 NHKニュース

山頂からおよそ３０メートル下ったところで、昼食をとっている際に噴火が起きたという岐阜県の会社員、林禎和さん（４１）は「御嶽山にはよく登っていますが、きょうの御嶽山もふだんと変わらない様子で、突然の噴火でした」と話していました。 そのうえで、噴火の様子について、「後ろのほうからドドーンと大きな音がして、真っ白な噴煙が立ち込めてきました。すぐに逃げようとしましたが、途中で真っ黒な火山灰に視界を奪われ、身動きがとれなくなりました。そのときに硫黄の臭いがして、そのあとは熱風が吹いてきました。周りが見えにくい状態でしたが、登山道にあるロープをつたってなんとか下りてくることができました」と話していました。