元側近が疑惑否定も韓国大統領の支持率低下 NHKニュース

韓国のパク・クネ（朴槿恵）大統領の元側近が大統領府の人事に介入したなどとされる疑惑で、この元側近が介入の疑いを否定しましたが、パク大統領の支持率は下落しており、今後の政権運営に影響が出る可能性もあります。 この問題は、韓国の新聞が先月末、パク・クネ大統領の元側近、チョン・ユンフェ氏を巡って、大統領府の高官らに対して秘書室長の追い落としを指示した「影の実力者だ」などと伝えたものです。 チョン氏は１０日、新聞社を名誉毀損で告訴した立場から検察に出向き、その際、記者団に国政に介入したという報道について、「事実ではない」と述べ、否定しました。 この問題では、パク大統領も新聞社側を批判するなど、繰り返し疑惑を否定していますが、大統領の支持率は下落しており、世論調査の中には、４月の旅客船沈没事故のあとも維持してきた４０％台を割り込んだという結果も出ています。 野党側は、「疑惑の解消にはほど遠い」などと

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