ボリビア 小学校で５８０人余が食中毒 NHKニュース

南米のボリビアで、学校給食を食べた子どもなど５８０人余りが頭痛や吐き気を訴えて治療を受けていて、現地の衛生当局は集団食中毒とみて詳しい原因を調べています。 現地からの映像には病院に入りきれない子どもたちが屋外に設けられたベッドで点滴を受ける様子や、親に抱きかかえられて慌ただしく救急車に乗せられるなど混乱した状況が映っています。 体調不良を訴えている男の子の父親は、「学校側は給食の管理ができていないなど、責任意識が欠如している」と怒りをあらわにしていました。 現地の衛生当局によりますと、給食に出された鶏肉のサンドイッチが原因ではないかということで、給食を提供していた業者の衛生管理に問題があったのではないかとみて調べています。 山岳地帯が多いボリビアは南米の中で貧しい国の１つで、子どもたちの栄養状態を改善するため、政府の支援で朝の給食が提供されています。

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