自民調査会「１０増１０減」 了承見送り NHKニュース

参議院の選挙制度改革を巡って、自民党は、２１日、いわゆる合区を２か所で行うなどとする法案の提出に向けて議論を行いましたが、合区対象の４県の議員を中心に、「納得できない」などと反対意見が相次ぎ、了承を見送りました。 この中で、溝手参議院議員会長は、「都道府県単位の選挙区を変えないように努力したが、他党の協力が得られなかった。来年夏に参議院選挙を控え、決断しなければならなかった」と述べ、改革案に理解を求めました。 これに対し、出席者からは、「何の対応も取らなければ、裁判所から、来年の参議院選挙を無効とする判決を出されかねない」などと、容認する意見も出されましたが、合区対象の４県の議員を中心に、「地域のまとまりを壊すことになり納得できない」、「地方創生を進めるなかで、地方の切り捨てにつながるようなことをすべきでない」などと反対意見が相次ぎました。 このため、茂木選挙対策委員長が、「合区の対象県か

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