被災者アンケート 半数の人が住宅再建めど立たず NHKニュース

関東・東北豪雨で多くの住宅が浸水した茨城県常総市で被災した人およそ１５０人にＮＨＫが避難所などでアンケート形式で取材したところ、半数の人が、自宅の再建のめどが立たないと回答し、避難生活が長期化するおそれが出ていることが分かりました。 ＮＨＫは、１８日までに、常総市の避難所などで被災したおよそ１５０人に、避難の方法や今後の生活などをテーマにアンケート形式で取材しました。 このうち、「自宅を再建したり、戻ったりする見通しがたっているか」尋ねたところ、「見通しがたっていない」との回答が５２％と半数に上りました。 その理由については、「建物は残ったが中はめちゃくちゃで家具も電化製品もすべて使えなくなった」や「独り暮らしで足が悪く片づけようにもできない」などとの声が寄せられました。 こうした人の多くは、市の避難所や親類の家に身を寄せるなど避難生活が続いていて、茨城県では、公営住宅の空き室などを提供す