長野 南木曽町 土石流災害の石碑建設へ | NHKニュース

３年前、長野県南木曽町で発生した大規模な土石流災害で、町は、災害の記憶を後世に伝えるための石碑を、災害から３年となることし７月までに、被害現場の近くに建てる方針を固めました。 南木曽町では、災害を受けて進められてきた砂防ダムの建設や補修などの一連の防災対策が来月末までにほぼ終わる見通しが立ったことを受けて、災害の記憶を後世に伝えるための石碑の建設に取りかかる方針を固めました。 石碑は、犠牲になった中学生が住んでいた家の近くに、土石流で流れてきた岩を高さ１メートルほどに加工して建てる予定だということで、災害から３年となることし７月までの完成を目指すということです。 南木曽町では「災害の記憶を風化させないように努めたい。石碑に刻む言葉は、住民の意見を踏まえて決めていきたい」としています。