トヨタ 子育て手当て拡充含め月額２４００円の改善で妥結 | NHKニュース

春闘の集中回答日の１５日、トヨタ自動車の経営側は、月額１３００円のベースアップとともに、子どもがいる従業員への手当ての拡充分を含め合わせて月額２４００円の賃金改善を行うことなどを正式に組合側に伝え、労使交渉が妥結しました。 ベースアップの実施は４年連続です。またボーナスは、７年連続の満額回答となる６．３か月分で、額にして平均で２３０万円となっています。 一方、非正規の従業員である期間従業員の賃金については、１日当たり１５０円、月額でおよそ３０００円引き上げます。組合側はこうした回答を受け入れ、トヨタの労使交渉は妥結しました。 トヨタの上田達郎常務は、記者会見で「手当の拡充については子どもを産んで働きたいと積極的に思ってもらえるようなメッセージを出したかった。収益が大幅減益の見通しになる中で昨年並みのベアは難しい状況だったが、組合員の活力や日本経済の好循環に対する貢献を考え合わせたのが今回の