２人死傷させたクマ 去年捕獲 - NHK 北海道 NEWS WEB

道南のせたな町でおととしと去年の春に山菜採りの女性を襲って２人を死傷させたヒグマが、去年の夏、捕獲されていたことが専門機関のＤＮＡ鑑定の結果、わかりました。 せたな町では、おととし４月、山菜採りの女性がヒグマに襲われて死亡し、さらに去年４月にも別の女性が襲われ大けがをしました。 道総研・北海道立総合研究機構道南地区野生生物室が２件の現場に残された遺留物のＤＮＡが一致したため地元では、人に危害を加える危険なクマとしてことしも地元のハンターらが警戒にあたっていました。 こうした中、道総研が去年４月以降にせたな町を含む４つの町で捕獲されたオスのヒグマのＤＮＡ鑑定を進めたところこのうち、去年８月に今金町のビート畑でわなにかかって捕獲されたヒグマとせたな町で人を襲ったヒグマのＤＮＡが一致したということです。 このヒグマは、体長２メートル、体重が２３０キロあり、年齢は推定で７歳だったということです。

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「去年8月に今金町のビート畑でわなにかかって捕獲されたヒグマとせたな町で人を襲ったヒグマのDNAが一致」「体長2メートル、体重230キロ、年齢は推定で7歳」