震度６弱から一夜 被害調査 - NHK 北海道 NEWS WEB

函館市の工藤寿樹市長は１７日、１６日に震度６弱の揺れを観測した市内の川汲町などを訪れ、建物の被害状況などを確認しました。 このうち落ちてきた物があたって８２歳の女性がけがをした函館市川汲町の特別養護老人ホームでは、施設の担当者から女性がけがをしたときの状況や入居者をどのように避難させたかなどについて説明を受けました。 近くの臼尻町にある南かやべ漁業協同組合では、一部が落下して穴があいた状態の天井や壁から落ちて壊れた時計を見ながら当時の状況について説明を受けていました。 工藤市長は「この地域は大きな地震を経験していないので住民の不安も大きいと思う。余震の可能性とともに傾斜した場所が多いことから雨の状況も警戒したい」と話していました。 国や道では１７日朝から、揺れが大きかった地域を中心に道路などに被害が出ていないか調査を行いました。 このうち函館市に隣接し、震度４を観測した七飯町の道道では、道