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085 義江彰夫 神仏習合/モナ丼/本読
はじめに 神宮寺 怨霊信仰 ケガレと浄土信仰 本地垂迹説と中世日本紀 ◇はじめに◇ 本書は、2重にスッキ... はじめに 神宮寺 怨霊信仰 ケガレと浄土信仰 本地垂迹説と中世日本紀 ◇はじめに◇ 本書は、2重にスッキリしている。まず、著者は宗教史の専門ではなく、古代・中世の政治経済社会史が専門である。神仏習合の教義に深入りすることなく、社会変化の一環として宗教現象=神仏習合を捉えてあるため、すっきりとした論となっている。 もうひとつのスッキリは、事実と推論を明瞭に分けていることだ。ある社会現象を説明するとしよう。「こういう理由(R)だから、こういう現象(P)が起きたのだろう」という。Pは事実だから、「RだからPが起きた」と書いてしまうこともある。これでは因果関係=「だから」そのものまで事実であるとの誤解を与える。RとPを結び付けているのは説明する側の推定である。だから「Pが起きた。それはRだからと考える」と書くべきなのだ。本書は一貫してこの書き方である。章や節を分けたところもある。論理はスッキリだ。