本当の「図書館戦争」 | 司書山重壮一のページ

映画「図書館戦争」を見た。図書館に詳しい人から見ても、自衛隊に詳しい人から見ても、なんだありゃとなるでしょうが、まあ、エンタテイメントの映画だから、そんなことは言ってもしようがない。ライトノベルというのは、もともと、そんな考証がどうだのこうだのを気にしないで、面白く読める奇想天外な小説なんだから、あれでいいのだ。 昔、「荒野の素浪人」という時代劇があって、そこでは、刀で鉄砲玉をカチンカチンとはじきかえすのだが、そんなこと、本当はできっこない。ルパン3世で、ゴエモンが自動車を真っ二つにするようなものだ。 さて、本当に図書館戦争をやるとしたらどうするか。 ここは、図書館を守る側ではなくて、潰す側の視点に立って言ってみよう。 図書館を潰すのは簡単だ。 なぜなら、図書館は公の金（予算）で運営しているからだ。これは、民間委託の図書館も指定管理者の図書館もみんなそうだ。だから、図書館をいじめたければ、

[shomotsubugyo]

うん、1990年代の山重氏の館界内プレゼンスを思えば、やはりその時代に図問研は貸出主義を総括すべきだったと思うよ。

[Guro]

図書館を潰すには…”ひたすら予算を減らせば、ただあるだけのろくに資料もない古いままの図書館になる。それを放置すればよい。” ←それどこの神奈川県立図書館よ、と思って読みました。

[wackunnpapa]

相変わらず，としかｗ　もっとも，山重さんは常にこうでなければならないおひと（＾＾；）。