『LARME』046 Autumnの表紙を飾ったなえなの 2020年9月に復刊し、新たなスタートを切った雑誌『LARME』。YouTubeやTikTokで人気な“なえなの”を起用した表紙、“地雷ちゃん”や“量産ちゃん”といった巷にいる女の子のファッションを取り上げた特集など、挑戦的なクリエイティブが目立っていた。読者からは復刊を喜び、新しい誌面に共感の声が上がる一方で、「私の知ってる『LARME』じゃない」「前の『LARME』の世界観が好きだった」という意見も。賛否の声が上がったことは雑誌が“強い世界観”を作り上げてきた証拠でもあるが、はたして『LARME』は本当に変わってしまったのか。雑誌の世界観は誰が定めるものなのか。『LARME』編集長の中郡暖菜さんに話を聞いた。 雑誌の世界観が崩れたと批判も ――『LARME』の権利を出版社から買い取り、待望の復刊。復刊号は前号と比較しても3倍以上