「論語」は、 孔子と孔子の弟子達との 言葉と行いをまとめた、 二十編からなる言語録です。 「論語」には、 実社会を生きていく上で 大切にしたい考え方がたくさん 詰まっています。 【連載】企画として よりよく生きるためのヒントとなる 言葉を分かりやすく紹介していきます。 ゆっくりでもいい 少しずつ 前へ進もう 孔子は自分の人生を振り返って こう言ったそうです。 「15歳で、しっかり学ぼうという 決心をして努力を続けましたが、 ようやく自立できたのは 30歳の頃でした。 時間はかかっても、 学ぶ姿勢を持ち続けたことで、 40歳の頃には型にとらわれない 考え方ができるようになりました。 50歳になると、自分が何をするために 生まれてきたかが分かるようになり、 60歳の頃には、人の言うことを 素直に理解できるようになりました。 自分の心のままにふるまっても、 人として 道を踏み外すことがなくなった
