著者:永瀬 清子,谷川 俊太郎出版社:岩波書店装丁:ペーパーバック(388ページ)発売日:2023-10-16 ISBN-10:4003123115 ISBN-13:978-4003123119 内容紹介: 妻であり母であり農婦であり勤め人であり、それらすべてでありつづけることによって詩人であった永瀬清子(1906-95)。いわば「女の戦場」のただ中で書きつづけた詩人の、勁い生命感あふれる詩と短章。茨木のり子よりずっと早く、戦前から現代詩をリードしてきた〈現代詩の母〉のエッセンス。(対談=谷川俊太郎) 性別の「らしさ」を結果として生み出す声一九〇六年二月、岡山に生まれた永瀬清子が詩人を志したのは、一九二三年、十七歳のとき『上田敏詩集』を読んだことがきっかけだという。その後、佐藤惣之助に師事し、宮澤賢治の『春と修羅』に出会ってから、「シュールやモダニズムを必要としていない」(「自筆年譜」)言
![『永瀬清子詩集』(岩波書店) - 著者:永瀬 清子,谷川 俊太郎 - 堀江 敏幸による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5321a25aea8f449f109b0787fad6901603fb7eb2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fallreviews.jp%2Fapi%2Fimage%2Fcontain%2F1200x630%2Fhttps%3A%2F%2Fm.media-amazon.com%2Fimages%2FI%2F41k4knaXiWL._SL500_.jpg)