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ブックマーク / dhbr.diamond.jp (47)

  • 激動の時代に求められる、未来を自ら切り開く経営――書評『ベストプラクティスを吹き飛ばせ』 | リーダーシップ|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    ハーバード・ビジネス・レビュー編集部がおすすめの経営書を紹介する連載。ジェフ・タフ氏らによる『ベストプラクティスを吹き飛ばせ』を紹介する。 起業家に備わる特性を 既存企業に応用する 過激なタイトルの書籍である。先進企業の取り組みや過去の成功体験である「ベストプラクティス」の実行は、企業が利益を高める有効な方法である。ハーバード・ビジネス・スクールのマイケル・ポーター教授は、「日企業には戦略がない」と批判してきたが、1980年代まで日企業が急成長を果たしてきた要因として、高い業務効果を挙げ、そのための方法論として、ベストプラクティスの実行を指摘している。そのベストプラクティス思考をDetonate(爆破)ことを提唱するのが、書なのである。 なぜか。時代が、2つの大変革を迎えているからだ。1つはデジタルテクノロジーの浸透を契機としたビジネスモデルや産業構造の変革、もう1つはSDGsがもた

    激動の時代に求められる、未来を自ら切り開く経営――書評『ベストプラクティスを吹き飛ばせ』 | リーダーシップ|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
    fan-uwajima
    fan-uwajima 2019/12/27
    時代が、2つの大変革を迎えている 1つはデジタルテクノロジーの浸透を契機としたビジネスモデルや産業構造の変革 もう1つはSDGsがもたらした社会価値を競争戦略に織り込むCSV(共創価値創造)への経営構造の変革
  • 緊急性は低いが重要性の高いタスクを先送りさせない方法 マネジャーは「プロアクティブ・タイム」を導入せよ | ビジネススキル|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    ビジネスパーソンは毎日、朝から夜まで大量の「やることリスト」と戦っている。どの仕事から手をつけるべきなのか。最も簡単に片づくもの、あるいは期限が差し迫ったものから取り掛かっていないだろうか。それは人間の性であるとはいえ、緊急性は低いが重要性の高いタスクを先送りしているとストレスが溜まり、生産性が低下する。稿では、この問題を解決するために「プロアクティブ・タイム」の導入を提案する。 月曜日の午前9時、オフィスに到着。今週も長い「やることリスト」ができている。メールの返信、クライアントとの打ち合わせ、社内会議、クライアントニーズの調査、提案書の作成、プロジェクト計画の見直し、業界情報のチェック。リストは、まだまだ続く。 こんなとき、どれを最初にやるべきなのだろうか。 ほとんどの人は、つい最も簡単な仕事か、期限の迫った仕事から片付けようとする。仕事の重要度は気にしない。これは、学者が「単純緊急

    緊急性は低いが重要性の高いタスクを先送りさせない方法 マネジャーは「プロアクティブ・タイム」を導入せよ | ビジネススキル|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
    fan-uwajima
    fan-uwajima 2019/12/20
    緊急ではない重要な仕事に取り組むための時間を、あらかじめ確保させることである。これを私たちは、「プロアクティブ・タイム」、あるいは略して「プロタイム」と呼んでいる。
  • 「顧客体験は進化する」関連論文 | マーケティング|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』では毎月、さまざまな特集を実施しています。ここでは、最新号への理解をさらに深めていただけるよう、特集テーマに関連する過去の論文をご紹介します。 DHBR2020年1月号の特集タイトルは「顧客体験は進化する:常時接続の時代にビジネスはどう変わるか」である。 5G(第5世代移動通信システム)やIoT(モノのインターネット)に象徴されるように、デジタルテクノロジーが世の中に浸透することで、企業は顧客とより深くつながることができる。常時接続の時代、これまで以上に顧客体験を充実させるためには、どうすればよいのか。 マッキンゼー・アンド・カンパニーシニアパートナーの野中賢治氏による「5Gで経営はいかに変わるのか」では、最新技術で企業と顧客との関係性がどう変化するのが論じられる。「超高速通信」と「超低遅延」「多数同時接続」の3つの特徴を持つ5G開始によっ

    「顧客体験は進化する」関連論文 | マーケティング|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • イノベーションを阻む5つの要因と対処法 VUCAの時代をどう勝ち抜くか | イノベーション|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    不確実性が極めて高いVUCAの時代、企業にはイノベーションがいっそう求められている。マネジャーは、それを実現できる人材を確保しようと躍起だ。では、変革を起こす人材とは、どのような特性を持っているのか。筆者らの調査によると、イノベーションを促進する力を養うよりも、イノベーションを阻害する5つの行動特性を克服するほうが効果を発揮することがわかった。 米国は2018年、ブルームバーグの「最も革新的な国」ランキングで初めてトップ10から外れた。 とはいえ、これは必ずしも、起業家精神の終焉を示唆するものではない。私たちを取り巻く、予測不可能性に満ち混沌とした環境が反映されているのだ。このような環境はしばしばVUCAと呼ばれる。激しい変動(Volatility)、不確実性(Uncertainty)、複雑性(Complexity)、曖昧性(Ambiguity)に満ちている状況だ。 人々はかつてなく多くの

    イノベーションを阻む5つの要因と対処法 VUCAの時代をどう勝ち抜くか | イノベーション|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • 不確実性の時代、新規事業を成功させるには何が必要か イアン C. マクミラン ペンシルベニア大学ウォートン・スクール教授 | HBRセレクション|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    『Harvard Business Review』を支える豪華執筆陣の中で、特に注目すべき著者を毎月1人ずつ、首都大学東京名誉教授である森博行氏と編集部が厳選して、ご紹介します。彼らはいかにして現在の思考にたどり着いたのか。それを体系的に学ぶ機会としてご活用ください。2019年11月の注目著者は、ペンシルベニア大学ウォートン・スクール教授のイアン C. マクミラン氏です。 南アフリカを飛び出して米国での学究生活へ イアン C. マクミラン(Ian. C. MacMillan)は1940年生まれ、現在79歳。ペンシルベニア大学ウォートン・スクール(以下ウォートン)のディルバイ・アンバニ記念講座イノベーション・アントレプレナーシップ名誉教授を務め、研究分野はアントレプレナーシップ論とベンチャー・マネジメント論である。なお、講座の冠名となっているディルバイ・アンバニは、タタやビルラと並ぶインド

    不確実性の時代、新規事業を成功させるには何が必要か イアン C. マクミラン ペンシルベニア大学ウォートン・スクール教授 | HBRセレクション|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • あなたは自動化されないスキルを磨いていますか? 人間が優位性を発揮できる2つの要素 | ビジネススキル|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    近い将来、仕事の自動化がさらに進むことは間違いないだろう。「機械に淘汰される職業は何か」という議論は熱心になされているが、「残った職業のどんな側面が機械に取って代わられるのか」という検証は十分ではない。筆者は、仕事において2つの要素は自動化が困難であり、重点的にスキルアップを行うべきだと主張する。 多くの人にとって、職に関する将来展望は明るくない。調査会社フォレスターは最近の分析で、米国の仕事の10%が今年中に自動化されると見ている。マッキンゼーの別の分析でも、次の10年間で全米の仕事の半分近くが自動化されると予想している。 自動化される可能性の高い職業は、ルーティン的で反復的なものである。そこには、レントゲン写真の読み取り(生身の放射線科医の役割は、近い将来かなり狭い範囲に限定されるかもしれない)、トラックの運転、倉庫での搬入作業などが含まれる。

    あなたは自動化されないスキルを磨いていますか? 人間が優位性を発揮できる2つの要素 | ビジネススキル|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • 新たな小売業の姿を見据え戦略の起点を商品から顧客へシフトする カインズが取り組む挑戦【第1回】 | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    モノ余りの状況や溢れる情報などで顧客のニーズは細分化され、これまで小売業が提供してきた一括りの価値では顧客のニーズに対応できなくなっている。カインズは個々の顧客ニーズに合わせた価値を提供できる組織づくりをすべく、顧客セグメンテーションを再構築し直し、2018年3月、創業以来の大組織改革を行なった。その実現のカギとなるDX(デジタルトランスフォーメーション)。アプリ「Find in CAINZ」を投入するなど、新たな挑戦が始まる中、カインズの高家正行社長に、これまでの歩みと成果を伺った。 モノ余り、モノ自身も成熟し 溢れる情報で無頓着化する顧客 石川 総務省が出している日の年間消費額を元に、世帯構成や人口分布の変化、これまでのトレンドを踏まえ2030年の消費額をアクセンチュアが予測した分析がありますが、耐久消費財の家具などのマーケットは現在の3分の1程度に縮小する結果となりました。 まず、

    新たな小売業の姿を見据え戦略の起点を商品から顧客へシフトする カインズが取り組む挑戦【第1回】 | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
    fan-uwajima
    fan-uwajima 2019/10/24
    ここでの考え方を人の学習と地域の活性化に応用してみると面白い
  • 一人ひとりの自己認識がチームを動かす EIシリーズ「セルフ・アウェアネス」刊行記念イベント<講演録> | チームマネジメント|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    世界のエグゼクティブが注目するEIシリーズ最新刊『セルフ・アウェアネス』の発刊記念イベントが2019年8月30日に開催された。自分に意識を傾けるセルフ・アウェアネス(自己認識)はリーダーシップを語るうえで外せない概念だとされているが、なぜなのか。巻頭の「なぜいま、セルフ・アウェアネスが求められているのか」を執筆した立教大学経営学部教授 中原淳氏の講演録をお届けする(構成:井上佐保子、写真:斉藤美春)。 リーダーシップのダークサイドに堕ちないために 「みなさん最近、セルフ・アウェアできてますかー(笑)?」。中原氏の講演はこんな問いかけから始まった。セルフ・アウェアネスとは、自己に意識を傾け、自分自身について深く理解すること。セルフ・アウェアネスは、いま、経営学の中で注目されているリーダーシップ理論、『オーセンティック・リーダーシップ』と『シェアード・リーダーシップ』の両方に深い関わりがある、

    一人ひとりの自己認識がチームを動かす EIシリーズ「セルフ・アウェアネス」刊行記念イベント<講演録> | チームマネジメント|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • ローランド・ベルガー長島聡氏が選ぶ、組織の枠を超えて価値共創を実現するための論文 | HBRセレクション|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    最新の事例や理論が求められるなか、時代を超えて読みつがれる理論がある。『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー』(DHBR)の過去の論文には、そのように評価される作品が無数に存在します。ここでは、著名経営者や識者に、おすすめのDHBRの過去論文を紹介していただきます。第14回は、ローランド・ベルガー グローバル共同代表 日法人代表取締役社長の長島聡氏により、組織の枠を超えて価値共創を実現するヒントとなる、4の論文が紹介されます。(構成/加藤年男、写真/鈴木愛子) 私には、新聞や雑誌を定期的に読む習慣がありません。ふだんはとにかく、これから自分がやりたいことと、これまで自分がやってきたことと重ね合わせることで、自分なりの考えを導き出すことに努めています。 ただ、そればかりをやっていると、過去の経験に固執したり、独りよがりの結論を下してしまったりするおそれがあります。そこで次なる発想

    ローランド・ベルガー長島聡氏が選ぶ、組織の枠を超えて価値共創を実現するための論文 | HBRセレクション|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • 自らのリーダーシップの原体験はどこにあるか 自分をさらけ出して得られるオーセンティック・リーダーシップ | リーダーシップ|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    自分らしさを貫き、偽りのない自分から湧き出る「オーセンティック・リーダーシップ」が注目を集めている。EIリーダーシップ・トークセッション第2回は、かねてよりオーセンティック・リーダーシップの必要性を伝えてきた小杉俊哉氏と、自らそれを体現してきた新井和宏氏をゲストに迎え、物のリーダーシップとは何かが熱く語り合われた。(構成:加藤年男、写真提供:一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュート) 古いリーダーシップはもはや機能しない オーセンティック・リーダーシップとは何か。この問いに入る前に、まず、リーダーシップの変遷に触れておきたい。 小杉俊哉(こすぎ・としや) 慶應義塾大学理工学研究科特任教授。早稲田大学法学部卒業。 自費にてマサチューセッツ工科大学(MIT)スローン経営大学院修士課程修了。日電気株式会社、マッキンゼー・アンド・カンパニー インク、ユニデン株式会社人事総務部長

    自らのリーダーシップの原体験はどこにあるか 自分をさらけ出して得られるオーセンティック・リーダーシップ | リーダーシップ|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • 人工知能の開発に活きる「東洋的思想」 EIシリーズ記念イベント「マインドフルネス」講演録[前編] | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    環世界とエージェント・アーキテクチャ 生物学に、ある特徴的なものの刺激に対して体が興奮して行動を起こすという概念がある。たとえば、カメレオンの目はアメンボを見つけやすくなっており、見つけると舌を伸ばして捕する。生物は自己の生存に必要な特徴を抽出し、それに対して反応できるようになっており、そこから知能が生まれたという理論を生物用語で機能環と言う。 このように生物は自分の生存に必要な情報を世界から選択的に選び、選択的に体を動かしている。ただし、それぞれの生物が自分の世界だと思っているものは、実際は世界の一部に過ぎない。それを環世界と言う。人間は人間の、カメレオンはカメレオンの、キリンはキリンの環世界を持っている。 この理論では、環境と知能を分けて考え、知能の内部世界に思考と記憶があるとする。そして知能の内部で認識の形成、意思の決定、運動の構成が起こるという仕組みで情報がぐるぐる回ることで知能

    人工知能の開発に活きる「東洋的思想」 EIシリーズ記念イベント「マインドフルネス」講演録[前編] | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • EI(感情的知性)を磨いて変革への適応力を養う | イノベーション|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    ●抵抗の源を特定する 抵抗の背景にある理由を理解するには、高いレベルの自己認識が必要だ。 たとえば、変革によって自分が無能に見えることを懸念するがゆえに抵抗を覚えているのなら、成功を収めるために必要な新しいスキルの学習プランを立てるといい。あるいは、変革によって自律性が妨げられるのではないかと憂慮している場合は、どうすれば自分もそのプロセスに関与できるか、変革を率いるリーダーたちに尋ねるといい。 たとえ組織が向かっている方向が気に入らない場合でも、実施に関与することで、コントロール感を取り戻し、抵抗したい衝動を抑えるのに役立つ可能性がある。 ●感情的な反応の根拠を自問する 変革に対する感情的な反応は、独りよがりの解釈、つまり自分が正しいと自身に言い聞かせている「ストーリー」を反映することがよくある。実際には、こうしたストーリーは意識下のものであることが多く、現実に合致していることはめったに

    EI(感情的知性)を磨いて変革への適応力を養う | イノベーション|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • 否定的な発言をするリーダーはなぜ魅力的なのか | リーダーシップ|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    リーダーには、人を励まし、度量が大きく、楽観的であることが求められる。理想のリーダーの条件とは何かを問われたとき、そのようなイメージが湧く人は多いだろう。だが実際には、批判や反論を繰り返す人物のほうが支持を集めている。私たちはなぜ、否定的な発言をする人に権力を与えてしまうのだろうか。 リーダーに求められるのは、人を励まし、度量が大きく、楽観的な資質だと、私たちは考えがちだ。ところが、どの国のどの業界を見ても、この10年でより辛辣で懲罰的かつ否定的なスタイルで知られるリーダーが増えている。 このギャップを見て私は、肯定的な発言と否定的な発言がリーダーシップのイメージにどのような影響を与えるのかを考えるようになった。その後に実施した調査で、私たちはリーダーに励まし応援してほしいと思いながらも、能的に選ぶのは、否定的な発言をするリーダーである傾向が明らかになった。 先行研究が示すように、私たち

    否定的な発言をするリーダーはなぜ魅力的なのか | リーダーシップ|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • SDGsが問いかける経営の未来 | リーダーシップ|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    2015年に国連で採択された世界的枠組みであるSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は、従来のグローバル資主義型経済のなかで進化してきた企業経営モデルに、抜的な変革の必要性を問いかけている。稿では、SDGsを企業経営の視点から紐解く。 *詳細は『SDGsが問いかける経営の未来』(日経済新聞出版社)を参考にされたい。 経営モデルに新たな“ビッグバン”が起ころうとしている 1990年代後半から日で起こった“金融ビッグバン”は、「連結経営」「キャッシュフロー経営」といった、経営者にとっての経営成果の「モノサシ(捉え方)」を、まさにビッグバンのように大きく変え、企業の経営モデルを根から変革することを迫った。その結果、たとえば自社の連結利益の増減について株主と対話することは、いまや経営者の日常となった。 藤井 剛 モニター デロイト ジ

    SDGsが問いかける経営の未来 | リーダーシップ|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • コレクティブ・インパクトで社会課題の解決に挑む | 政治・経済|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    トヨタは社会課題の解決に対して 協調し、競争する 車の電動化や自動運転などの技術革新で、地球温暖化や地域の過疎化などの社会課題の解決に挑むのが自動車業界です。 トップ企業のトヨタ自動車の寺師茂樹副社長に、新技術を開発し、社会に浸透させる過程で必要となる業種・業態、官民の領域を超えた連携について聞いたのが、特集6番目のインタビューです。動き出すまでに時間がかかるけど一旦動き始めたら速いと言われるトヨタ、を実感しました。 変化の根にあるのは、同社に伝統的な使命感と、100年に1度の変革に対する危機感のようです。特に興味深かったことは、市場の条件に応じた技術推進です。同社はHV(ハイブリッド車)やFCV(燃料電池車)の開発では競合に比べて大きく先行していますが、「いい技術を普及させてこそ地球環境保全に貢献できる」と考え、「工場の副産物で水素が大量に出る地域ではFCV」「水力発電による電力が豊富

    コレクティブ・インパクトで社会課題の解決に挑む | 政治・経済|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
    fan-uwajima
    fan-uwajima 2019/01/13
    『社会課題への対応を企業に迫っているのが、2015年に国連総会で採択したSDGs(持続可能な開発目標)です。その達成に向けた効果的アプローチとしてコレクティブ・インパクトがあり、企業戦略としてのCSVがあります
  • EI(感情的知性)を高める3つの自問 | ビジネススキル|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    問い2: 自分にとって重要なことは何か? 評価ツールやコーチによるフィードバックを得たら、そこから自分の要改善点がわかる。一方で、自分自身が望む目標は何かも考慮しよう。いま自分がしていることでどこを向上させたいか、または将来的にはどうなりたいかである。 EI能力の開発というのは、単に同僚や上司や人事部の誰かに指摘されたから、という理由だけで関心を持つのでは、非常に不利である。EIは自己意識と強く結びついているため、長きにわたる習慣を変えるときには、単に予算編成のようなスキルを学ぶときよりも、内発的な動機に基づく努力が重要となるのだ。 つまり、自分が積極的に取り組む分野は、「他者からのフィードバック」と「自分自身の願望にとって最も重要な分野」とが交わる部分を選ぶべきということだ。 自分に問いかけてみよう。能力を伸ばしたい理由は、リーダーの地位に就きたいからだろうか。チームのもっと良き一員にな

    EI(感情的知性)を高める3つの自問 | ビジネススキル|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • 創造的な問題解決法を導くには、「何をすべきか」より「何ができるか」を問う | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    イタリアのある3つ星レストランで、メニューにはない「ピザ」をべたがる子どもがいた。その際、給仕長が彼らに対して取った行動は、意外なものであった。 筆者は、組織で創造的な問題解決を実現するためには、同調圧力に囚われない「反逆者」の存在が重要だという。 ある土曜日の夜、イタリアの美しい街、モデナでのこと。の宝庫として非常に有名なこの地で、幼い息子2人を連れた夫婦が、ミシュラン3つ星レストランのオステリア・フランチェスカーナで事をした。 父親は家族のために、「進化する伝統」という、同店で最も人気の10品で構成されたテイスティング・コースを注文した。そのうちの1品「土にもぐったカタツムリ」は、スープとして供された。コーヒー、ナッツ、黒トリュフから成る「土」にカタツムリが覆われ、生のじゃがいもとニンニクの泡でつくられたクリームに「覆い隠された」代物だ。 給仕長のジュゼッペ・パルミエーリは注文を

    創造的な問題解決法を導くには、「何をすべきか」より「何ができるか」を問う | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • 仕事における意見の不一致は、なぜそこまで重要なのか | ビジネススキル|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    どんな職場にも、自分と考えが一致しなかったり、やりにくいと感じたりする相手がいるはずだ。そんなとき、あなたはどうするだろうか。関係の悪化を恐れて相手の意見を聞き流したり、同僚に愚痴をこぼしたりしてはいないだろうか。そうした行為は、会社にも、仕事にも、自分自身にも不利益をもたらすと筆者は言う。記事では、意見の不一致がもたらすメリットを明らかにしたうえで、自信を持って反論できる自分に変わるための4つのアプローチが示される。 私が経営コンサルタントとして働いていた頃、扱いにくいと感じていたクライアントがいた。ここではマルグリットと呼ぼう。 彼女と私は、ほとんど意見が一致しなかった。彼女がプロジェクトを進める方向性にも、参加を呼びかけた面々にも、仕事を進めるペースにも、私は反対だった(どうして、あんなにゆっくりやらないといけないの?)。 とはいえ、マルグリットはクライアントだ。しかも、私はほぼ駆

    仕事における意見の不一致は、なぜそこまで重要なのか | ビジネススキル|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • 人工知能は人間の働き方をどのように変えるのか 【対談】マイケル・オズボーン(オックスフォード大学 准教授)×川崎健一郎(アデコ 代表取締役社長)【前編】 | ワークライフバランス|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    人口減少時代を迎え、AI人工知能)による生産性の向上に大きな期待が集まっている。実際にこれまで人間が担ってきた業務をAIに肩代わりさせる事例は枚挙にいとまがなく、その範囲は単純作業から判断業務にまで及びつつある。しかし、AIの進化は私たち人間の「サポート」にとどまらず、雇用を奪い、わずかに残った人間の仕事における主導権すら奪ってしまうのではと懸念を示す向きもある。 AIによって私たち人間の働き方はどのように変わるのか、また当に人間の仕事は奪われてしまうのか。「悲観論」が広まるきっかけとなった論文「雇用の未来」を著したマイケル・オズボーン氏と共に考える。 人工知能が失業者数を増大させる という誤解 川崎:私たち人材サービス業界でも「雇用の未来」で示された「今後20年で消える仕事・残る仕事」は大きな話題となっています。生産年齢人口の減少を解決する糸口としてポジティブに捉える向きがある一方で

    人工知能は人間の働き方をどのように変えるのか 【対談】マイケル・オズボーン(オックスフォード大学 准教授)×川崎健一郎(アデコ 代表取締役社長)【前編】 | ワークライフバランス|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • シェアリングエコノミーの台頭が地方都市や企業、消費者に問いかけるものとは | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    「規模」と「スピード感」がないと成功は難しい ――地方創生の観点からも注目を集めるシェアリングエコノミーですが、海外の先進事例にはどのようなものがありますか。 世界初のシェアリングシティ宣言を発表した韓国のソウルの事例があります。韓国も日同様、高齢化に伴う財政問題の悪化が進むなかで、資源の有効活用を主眼として、ソウル市長パク・ウォンスン氏が2012年に「シェアリングシティ・ソウル推進計画」を発表しました。その後、オランダのアムステルダムやイタリアのミラノが続き、日でもシェアリングエコノミー協会が中心となって、いくつかの地方都市がシェアリングシティ宣言を出していますが、ソウルの取り組みには大きな特徴が見られます。 ソウルのシェアリングシティは、流行っているからやるとか、海外企業が国内市場を席巻しているから対抗措置としてやるとか、観光客が増えてホテルが足りないから民泊をやるといった個別的な

    シェアリングエコノミーの台頭が地方都市や企業、消費者に問いかけるものとは | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー