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ブックマーク / number.bunshun.jp (8)

  • なぜアウトドア企業が本を作るのか。創業者「野外で遊ぶだけではなくて」(森山憲一)

    A&Fという会社を知っているだろうか。ひと言でいえば、アウトドアグッズの輸入販売を手がけている会社である。 バックパックブランドの「ミステリーランチ」や、キャンプ用品の「ロッジ」など、高品質で知られるブランドを取り扱い、アウトドア界ではかなり知られた存在となっている。 現在は扱っていないが、バックパックブランドの「グレゴリー」をいち早く国内に紹介した会社といえば、なるほど、とうなずく人も多いかもしれない。 そのA&Fが、近年、の出版を行っている。それも、どこかの出版社と組んだわけではなく、完全に独立事業として。それでいて、出すのクオリティが異様に高い。今年は定期雑誌として思想誌の刊行まで始めた。 なぜ、アウトドア製品輸入会社が出版を? なぜ、この出版不況の時代にあえて? 作りなどしたことのないはずの会社がどうしてこのクオリティを? 会社の創業者であり現会長、そして出版事業を始めた当事

    なぜアウトドア企業が本を作るのか。創業者「野外で遊ぶだけではなくて」(森山憲一)
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    fazz0611 2019/09/24
  • まさにイチローの時代だった「平成」。彼はいつ国民的大スターになったか。(中溝康隆)

    平成プロ野球の扉を開いた男が、平成の終わりとともにユニフォームを脱いだ――。 イチローの引退試合を見ながら、そんなことを考えた。1994年(平成6年)、鈴木一朗から“イチロー”へと登録名を変更したハタチそこそこの若者が振り子打法で210安打を放ち、翌'95年には野茂英雄がメジャーリーグでトルネード旋風を起こした。彼らは巨人ではなく、パ・リーグから生まれたスーパースターである。 まさに昭和のプロ野球が終わり、新時代の球界が始まる象徴でもあった。 「イチローが初めて首位打者を獲った'94年のこと覚えてる? あと5試合を残して3割8分9厘3毛。バースの日記録を超えていたんだ。残り試合に出場しなければそのまま日新記録。みんなそうしてるし、仰木監督も出なくていいって言ったのに、イチローは残り5試合全部出て3割8分5厘で終わったんだ。その年からファンになった」 2001年4月に公開された映画『走れ

    まさにイチローの時代だった「平成」。彼はいつ国民的大スターになったか。(中溝康隆)
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    fazz0611 2019/03/28
  • 川口能活×楢崎正剛「未来のGKへ」レジェンド守護神対談完全版・後編(松本宣昭)

    川口能活と楢崎正剛による対談が実現したのは、2015年2月。前年のブラジルW杯では、ザックジャパンがグループリーグで敗退し、1月のアジアカップでは、アギーレジャパンが準々決勝で姿を消した後の時期だった。 日を代表する2人の守護神による対談の完全版。前編に続いて後編では、ベテランとなり、自身が離れた日本代表への思い、そして未来のGKたちへのメッセージをお届けします。 南アの正剛は当に立派だった。 ――'10年南アフリカW杯は、日のW杯史上初めて2人とも試合出場がありませんでした。 川口 あの大会の正剛は、当に立派だったと思います。大会前、僕は正剛が守るものだと思っていましたから。そこで岡田(武史)さんが先発から外す決断をしたけど、正剛の振る舞いは素晴らしかったし、僕も見ていて心を打たれました。もし自分が同じような状況になって、同じように振る舞えるかと考えたら、わからない。 楢崎 もち

    川口能活×楢崎正剛「未来のGKへ」レジェンド守護神対談完全版・後編(松本宣昭)
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    fazz0611 2019/01/06
  • 生まれも育ちも英国の逸材。U-16で感じた可能性。~サイ・ゴダードに見る日本の未来~(浅田真樹)

    8月の豊田国際ユースサッカー大会で準優勝したU-16日本代表に、ちょっと変わった名前を見つけた。サイ・ゴダード。所属にはイングランドの名門、トッテナムとある。最近では年代別代表に“ハーフ”の選手が珍しくないが、サイもまた、そのひとりだ。 とはいえ、この小柄なMFのケースが珍しいのは、海外で育ち、日でのプレー経験を持たない選手だということ。当然、日語もほとんど話せない。こうした選手が年代別とはいえ、日本代表に選ばれるのは初めてのことではないだろうか。 まずは単純に言葉の心配をしてしまうが、吉武博文・U-16日本代表監督によれば、「問題ない」。練習でメニューの内容が十分に伝わらなかったとしても、「一番うまくやるのはサイなんです」と吉武。チームメイトからも「言葉は通じないけど、見て感じてくれるのでやりやすい」という感想が聞かれた。何よりサイ自身が、日での代表選出に「ワクワクした」と言い、実

    生まれも育ちも英国の逸材。U-16で感じた可能性。~サイ・ゴダードに見る日本の未来~(浅田真樹)
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    fazz0611 2014/09/16
  • <日本卓球の至宝、覚悟の告発> 水谷隼 「世界の卓球界を覆う違法行為を僕は決して許さない」(城島充)

    若くして日の卓球界を担う稀代の天才プレーヤーは、 ある世界的な“不正行為”の犠牲となり、苦しんできた。 違法な用具を使うことなく、ただ、フェアな条件で戦いたい。 卓球という競技の未来のため、選手生命を賭け、問題提起する。 日の丸を背負って北京、ロンドンと2度の五輪を戦った水谷隼。 Number815号に掲載された勇気ある告発を全文公開します。 僕はこれから、選手生命をかけて卓球界に横行している不正行為と戦っていきたいと思っています。もちろん、アンフェアな状況への憤りがあるからですが、それだけが理由ではありません。このまま不正行為を放置すれば、卓球というスポーツの未来にも暗い影を落としていくという危惧が心の底にあるからです。 「補助剤」をラバーの裏側に塗ることで、大きく変わる打球の質。 卓球をしている人なら「補助剤」、英語で「ブースター」と呼ばれる液体のことは聞いたことがあると思います。そ

    <日本卓球の至宝、覚悟の告発> 水谷隼 「世界の卓球界を覆う違法行為を僕は決して許さない」(城島充)
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    fazz0611 2012/11/21
  • 笑顔で世界の頂点に立ったなでしこ。最強アメリカを倒した“折れない心”。 - Number Web : ナンバー

    ワールドカップトロフィーを高々と掲げ、喜びを爆発させる澤穂希らなでしこジャパンの選手たち。澤を中心としながらも、毎試合ごとに新しいヒロインが現れた、文字通りチーム一丸となって掴んだ栄光だった 「もしも優勝したら泣きますか?」 準決勝翌日つまり決勝の3日前、そう尋ねられた指揮官佐々木則夫の回答が面白く、かつ印象的だった。 「いやー泣かないでしょう。もしもU-20の若いチームが優勝したんだったら分からないけれど、僕はなでしこたちの強さを知っているから、まあ泣かないと思う」 「女性のことを強いなんて言ってはいけないか……」などと笑いながら付け加え、茶化してみせはしたが、彼女らとともに佐々木が積み重ねてきた日々の重みと信頼関係が窺えた気がした。 なでしこが世界の頂点に立った。それも、アメリカを相手に、2度のリードを許しながら、延長まで持ち込みPK戦で下すという、離れ業の末にだ。 アメリカは、世界ラ

    笑顔で世界の頂点に立ったなでしこ。最強アメリカを倒した“折れない心”。 - Number Web : ナンバー
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    fazz0611 2011/07/18
  • 高木豊 「“蛙の子は蛙”ではない」 ~プロ野球選手の息子3人がサッカー選手になったわけ~(安藤隆人)

    ときに励まし、ときに挑発する。俊足巧打でならした名プレイヤーは、 自身とは違う道に進んだ息子たちに対して、父親としてどう接したのか。 高木家独自の教育方針に基づいた3兄弟への三者三様のアプローチに迫る。 「野球? やらせたいなんて全くなかったね」 『蛙の子は蛙』というが、高木豊にはこの概念は存在しなかった。かつて大洋ホエールズ、横浜ベイスターズ、日ハムファイターズに在籍した俊足好打の名選手。大洋時代は屋鋪要、故・加藤博一両氏と共に『スーパーカートリオ』として名を馳せた。現在はプロ野球解説者として、テレビや雑誌で幅広く活躍するが、彼の3人の息子たちは今、野球界ではなく、サッカー界に身を置いている。 清水に所属する長男・俊幸(20)、東京Vに所属(6月20日にオランダ・ユトレヒトへの移籍が発表)する次男・善朗(18)、東京Vユースに所属する三男・大輔(15)。3兄弟とも、世代別日本代表に選出

    高木豊 「“蛙の子は蛙”ではない」 ~プロ野球選手の息子3人がサッカー選手になったわけ~(安藤隆人)
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    fazz0611 2011/06/29
  • <欧州を震撼させたニッポン人> 川島永嗣 「大量失点でMVPの理由」(中田徹)

    Number779号では、「5人の“突破者”たち」として、宮市亮、指宿洋史、 川島永嗣、細貝萌、瀬戸貴幸ら、異国で挑戦を続けるニッポン人の足跡を辿りました。 Number Webでは、今季、サポーターが選ぶ『プレイヤー・オブ・ジ・イヤー』に選出された川島永嗣選手(リールセSK/ベルギー1部)の記事を特別に全文公開します。 ちびっ子記者の激しい突っ込みが混じった質問に、川島は両手を叩きながら爆笑した。 これはリールセがファンサービスで開いた『模擬記者会見』の時の模様だ。リールセのサポーター連合会長、マルク・デ・ノエル(54)は、オランダ語を流暢に操りながら子供たちとコミュニケーションを取った川島の姿を思い出しながら目を細めた。 「川島はたいした奴だ。オランダ語は大変難しい言語なのにもう自由にしゃべっている」 今季、リールセの正GKとして活躍した川島はすっかりサポーターのハートをつかみきった。

    <欧州を震撼させたニッポン人> 川島永嗣 「大量失点でMVPの理由」(中田徹)
    fazz0611
    fazz0611 2011/05/31
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