「夕凪の街 桜の国」は、原爆に翻弄(ほんろう)された女性と家族がひたむきに生きる姿を描いたマンガ。2004年度の文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞に選ばれ、07年には実写映画化された。 ドラマは、出版社で編集者として働く石川七波が、家を出て行った父・旭を追いかけ、広島を旅する中で、旭の姉で13歳の時に被爆した平野皆実の悲劇を知ることになる……というストーリー。昭和30年(1955年)と現代のそれぞれの時代を生きる二人の女性の物語が描かれる。
町山智浩さんがTBSラジオ『Session-22』の中でアメリカで公開されたばかりの『この世界の片隅に』についてトーク。アメリカの観客や映画評論家たちの反応について話していました。 (荻上チキ)この映画をきっかけに考える場所がどんどんどんどん広がっていくと素晴らしいと思うんですけど。それが今度はアメリカにも広がっていっているわけですね。そこで、TBSラジオ『たまむすび』でもおなじみアメリカ在住の映画評論家・町山智浩さんに実際に公開されているアメリカでの反応を、これは事前にお話をうかがっているので。(片渕須直)監督も一緒にお聞きいただければと思います。 (片渕須直)はい。 <音源スタート> (荻上チキ)アメリカで公開が始まったと思うんですが、反応はいかがですか? (町山智浩)はい。まだ始まったばかりなので。1週間しかたってませんからね。ただ、見た人たちは非常に感動しているんですが、なぜ感動を
「この世界の片隅に」が、現地時間11日(金)、アメリカで公開となった。限定都市のみの公開のため、批評を掲載しているメディア自体が少ないのだが、批評家の感想を統計的に見るrottentomatoes.comの点数は、97%。4月にもっと大きな規模で公開された「君の名は。」の98%にはやや劣るものの、これは相当に良い。しかし、個々に読んでみると、絶賛だらけというわけではない。 最も高く評価しているのは、「L.A. Times」。同紙のトップ批評家ケネス・トゥーランは、片渕須直監督が4,000枚以上の写真を集め、当時の広島と呉の様子を徹底的にリサーチしたことに触れ、「緻密に手で描かれたすばらしいビジュアルに感動させられる。それらはリアルで、まるで魔法のように、最も普通の状況をも美しく見せてしまうのだ」と書いている。ストーリーについても、「すずの話が自分のことのように思えてしまい、映画の最後で手を
「この作品こそ、今年のベストワン!!」「すばらしい!! 感動の涙が止まらない!!」などなど、11月12日の公開以来、絶賛の声が相次いでいる片渕須直監督のアニメ映画『この世界の片隅に』。今年は『君の名は。』『聲の形』とアニメ映画の傑作が続き、両作品とも作品的成功のみならず興行的にも成功を収めている。 『君の名は。』とともに“3Kアニメ”と呼ばれる感動作 『君の名は。』はスタジオジブリ作品『千と千尋の神隠し』の興行収入304億円に続く、日本製アニメ映画史上第2位の200億円が確実視されており、『聲の形』も興収21億円を突破した。これら2本のヒット作とともに“3Kアニメ”と称される『この世界の片隅に』だが、こちらは大手映画会社が絡んでいないインディペンデント作品で、オープニングスクリーン数も64と先の2作とは比較にならない小規模のマーケットで公開された。だが『この世界の片隅に』は多くの観客から拍
2016年11月24日にロフトプラスワンWESTで「この世界の片隅に」の片渕須直監督と原作者・こうの史代さんによるトークイベントが開催されました。「ネタバレ爆発とことんトーク!」と題されたイベントで、「まるで親戚が話をしているみたい」と言われたという2人のトークはとてもテンポが良く、内容は作品作りのかなり基礎的な話や、片渕監督の右腕として作品作りに携わった浦谷千恵さんの話、こうのさんから片渕監督への質問タイムと幅広く展開されました。 11月12日(土)全国公開 劇場用長編アニメ「この世界の片隅に」公式サイト http://konosekai.jp/ 会場となったロフトプラスワンWEST 前売券は売り切れ、当日券も抽選になったとのこと。 3階にあるロフトプラスワンWESTの前をぎっしりと埋めた行列。このほか、エレベーターホールの前にも行列ができていました。 会場で待ち受けたすずさん。 特別メ
劇場用アニメ映画「この世界の片隅に」の特報、第一弾です。 ---------------------------------------------------------------- どこにでもある 毎日の くらし。 昭和20年、広島・呉。 わたしは ここで 生きている。 原作:こうの史代「この世界の片隅に」(双葉社) 監督:片渕須直 片渕監督が約4年前よりアニメ化の準備を進めてきました。 本格的にフィルムの制作を始めるにあたり、 スタッフの確保やパイロットフィルムの制作に賄う資金を調達する目的で、 クラウドファンディングにて資金調達を敢行いたしました。 合計3,374人、3,622万4,000円のご支援をいただきました。 この結果を受け、 『この世界の片隅に』劇場アニメ映画の製作が正式に決定しました。 全国劇場公開は2016年秋を予定しています。 映画『この世界の片隅に』公式サイト
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「戦争」と「広島」をテーマに、独特の雰囲気とやさしいタッチでハードな時代を淡々と生きるひとりの女性を描いた漫画が「この世界の片隅に」です。この作品を「BLACK LAGOON」や「マイマイ新子と千年の魔法」などの片渕須直監督がアニメ映画化するという企画が現在進行中で、クラウドファンディングサイトのMakuakeにて出資を募っており、記事執筆中の段階で既に約2700万円もの資金が集まるという大盛況っぷりをみせています。 劇場用アニメ映画「この世界の片隅に」は一体どんな映画になるのか、制作側は資金を集めて一体何をしようとしているのか、そんな部分が垣間見える片渕須直監督によるトークイベントがマチ★アソビにて開催されました。 劇場用アニメ映画 -この世界の片隅に- 制作支援メンバーズサイト http://www.konosekai.jp/ ありがとう!クラウドファンディング目標額達成『この世界の片
こうの史代先生『この世界の片隅に』インタビュー 祝!劇場アニメ化正式決定!! なんと、クラウドファンディングサービスで国内史上最高額3622万円到達!? こうの史代この世界の片隅に漫画アクション 2015/06/12 2015年3月9日に、クラウドファンディングサービス「Makuake」にて開始された、「片渕須直監督による『この世界の片隅に』のアニメ映画化を応援」プロジェクト。なんと、そのわずか8日後、2015年3月18日に早くも目標金額の2000万円を突破! そして、5月29日までの82日間で、総額3622万円を調達しました。映画の公開は2016年秋とのこと。今から期待が高まります。 昭和19年(1944)、広島・呉へお嫁にやってきた18歳のすず。 戦争の色が濃くなる時代、あらゆるものが欠乏していくなかでも、すずは日々の食卓を作り出すために工夫する。 だが戦争は進み、軍都・呉は何度もの
劇場アニメ「この世界の片隅に」の制作支援メンバーを募集するクラウドファンディングが、3月9日午前11時からスタートします。 「この世界の片隅に」は、こうの史代さんによる同名漫画を原作とする劇場アニメ。太平洋戦争中の呉市を舞台に、そこで暮らすある家族の姿を描いた作品で、原作は2009年の「第13回文化庁メディア芸術祭」でマンガ部門の優秀賞にも選ばれています。 監督・脚本は「BLACK LAGOON」「マイマイ新子と千年の魔法」などで知られる片渕須直さん。アニメーション制作は「残響のテロル」などを手がけたMAPPAが担当します。クラウドファンディングは、サイバーエージェントのクラウドファンディングサイト「Makuake」で行われる予定。 作品の公開時期などについてはまだ不明。新たにオープンした公式サイトによると、これまで準備作業に4年を費やしてきたとのこと。サイトでは「『映画のスタートを切る第
突然いなくなった妻を捜す雄鶏は、彼女との想い出を辿りつつ東北を旅する。釜石の大観音、津波の被害が残る気仙沼市街、立入禁止区域になった楢葉町、雪の残る本宮市の仮設住宅などの風景がボールペンの優しいタッチで描かれる。野鳥たちに妻の行方を尋ねながら、彼の旅は続く。雄鶏の「本日の食事」コーナーも。 日本文芸社 900円+税 原爆投下後の広島を描いた『夕凪の街 桜の国』や、古事記を漫画化した『ぼおるぺん古事記』で知られるこうの史代さん。「週刊漫画ゴラク」の連載をまとめた『日の鳥』は、いなくなった妻を探して旅する雄鶏を主人公に、震災後の東北の風景を描くスケッチ集だ。 「東日本大震災の1年後から連載を始めました。震災に関して細く長く続けられるものがやりたいと、編集部の方に相談したんです」 2011年8月の岩手県釜石市から、雄鶏の「わたくし」の旅は始まる。震災の跡を残す風景のどこかに「わたくし」の姿があり
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この世界の片隅に 上 (アクションコミックス) 作者: こうの史代出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2008/01/12メディア: コミック購入: 23人 クリック: 507回この商品を含むブログ (327件) を見る あなたは疲れている。 物語を読むことに、疲れ切っている。 思えば、随分とたくさん読みつづけてきたもの。何千冊と読んできた本の、その大半が物語なのだ。少しくらい疲れても無理はない、そうかもしれない。 だから、この頃のあなたは、事実を扱った本ばかり読むようになった。あれほど好きだった物語を読むことは、すっかり少なくなってしまった。そんな自分を、あなたは少し寂しく思っている。 ところが、昨日、あなたは、一冊の、いや、三冊の本を手に取った。あなたの好きな作家、こうの史代の最新作だ。 『この世界の片隅に』。 上中下巻で一作の物語を形づくっているらしい。 あなたの信頼するウェブサイト
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