大武政夫「ヒナまつり」が完結を迎えた。同作は、未来からやって来た超能力少女・ヒナとその保護者になったヤクザ・新田を中心に展開するドタバタコメディだ。しかし連載10年に及ぶ物語の中では多くの登場人物の人生が描かれ、笑いはもちろん、ときには大きな感動を呼ぶエピソードも存在している。 最終19巻の発売に合わせてコミックナタリーでは、登場キャラクターの歩みをまとめた特集記事を制作した。これを読めば「ヒナまつり」のことがまるっとわかる、題して「ヒナpedia」! 主人公・ヒナの成長記録、平成の怪物と呼ばれるまでになったヤクザ界のスター・新田の快進撃、バーテンダーから大会社のCEOにまで上り詰めた瞳の経歴などなど……昔からのファンは思い出のアルバムをめくるように、「最初のほうは読んでた」「アニメは見ていた」という人には“あのキャラがこんなふうに!?”という驚きを感じながら楽しんでもらいたい。 構成・文