ジブリと宮﨑駿の2399日初回放送日:2023年12月16日 「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「紅の豚」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」「崖の上のポニョ」「風立ちぬ」などを世に送り出してきたスタジオジブリの映画監督・宮﨑駿(82)はいかにして新作「君たちはどう生きるか」を作り上げたのか。創作の舞台裏で繰り広げられていた物語。2399日にわたる記録。
『ナウシカ』と『ハイジ』の共通テーマは「自然保護」 鈴木:今の「怖い」っていう話から、連想ゲームで思い出しました。とにかく宮﨑駿っていう人は、勧善懲悪ものが好き。今72歳で(当時)昭和16年生まれなんですけどね、その世代の大きな特徴として、子どもの頃からいわゆる勧善懲悪ものっていうのを見たり、聞いたり、読んだり、をやってたタイプでしょ? そうすると、やっぱりいい人が悪いやつをやっつけるというのは……。 朝井:気持ちいいですね。 鈴木:じゃあ何を基準に良くて、何が悪いのかっていうのをね。わかりやすくしちゃうと彼に怒られそうだけど、僕が思ってたのは、自然を守る人がいい人で、自然を破壊するのが悪いやつ。 朝井:そういう線引きなんですね? 鈴木:って僕は理解したんですよ。もう1つ、宮﨑駿っていう人は、いわゆるヒーローものが大好き。なんだけれど、高畑勲から「ヒーローなんて夢物語であって、何のリアリテ
「夢と狂気の王国」を見た。ジブリ密着映画。 映画『夢と狂気の王国』公式サイト 全然ジブリマニアじゃない、作品群に特段の思い入れもない。金曜ロードショーでも見ない。ラピュタはキャラクタの名前だと思ってた。千と千尋で両親が豚になるのは知ってるけどそのあとどうなるの。 --- 宮崎駿さんは朝11時ぴったりに来て、夜9時きっかりに鉛筆を置く。毎日毎日黙々と机に向かってものを描く。いろんな柔らかさの鉛筆がいっぱいに詰められたキャビネットから選ばれた相棒を片手に描く。これは5B、と言いながら、インタビュアーのふわふわした質問に言葉を投げながら描く。 なんかそれだけで泣いてしまった(わけがわからない)。どうにもこうにも毎日は続く。別にスタジオジブリがどうこうとかじゃなくて、ものを描く行為ってわたしには等しく魔法に見えるよ。毎日魔法をかけ続けてる現場が東小金井にあった、今同じ時代にあった、すごい。 この結
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く