この半年間の書籍のベストセラーが発表され、アニメ化もされて人気が広がった漫画、『鬼滅の刃』の小説版が、1位と2位を独占しました。 出版物の取り次ぎをしている日販=日本出版販売は、去年11月24日から今月23日までの半年間の本の売り上げをまとめ、29日、発表しました。 それによりますと、最も売れた本は人気漫画の小説版『鬼滅の刃 片羽の蝶』で、2位も同じ小説版の『鬼滅の刃 しあわせの花』と、上位を独占しました。 原作の『鬼滅の刃』は「週刊少年ジャンプ」で今月まで連載されていた吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんの漫画で、アニメ化もされて人気に火が付き、コミックス全20巻の累計発行部数は6000万部を超えています。 また、イギリス在住のブレイディみかこさんが、親子の日常を通じて差別や貧困などの問題をつづったエッセー、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』が4位に入ったほか、いじめや虐待な