ナチス(Nazi)ドイツのアウシュビッツ・ビルケナウ(Auschwitz-Birkenau)強制収容所の関連施設だった学校の壁から発見された瓶の中に入っていた、収容者らが記したメッセージ(2009年4月28日撮影)。(c)AFP/WOJTEK RADWANSKI 【4月30日 AFP】ナチス(Nazi)ドイツ時代、アウシュビッツ・ビルケナウ(Auschwitz-Birkenau)強制収容所の関連施設だった学校の壁から、7人の収容者が記したメッセージ入りの瓶が発見されたことが27日に報じられたが、2日後の29日、スウェーデン在住の女性が「亡くなった父親の名前がある」と名乗り出た。 このメッセージが入れられた瓶は、ポーランド南部オシフィエンチム(Oswiecim)の職業訓練学校で、最近行われた壁の解体作業中に発見された。メッセージは鉛筆で書かれ、1944年9月20日の日付とともに、ポーランド人
「シンドラーのリスト」、豪図書館で見つかる 「シンドラーのリスト」、豪図書館で見つかる 【シドニー6日AFP=時事】第二次大戦末期、ユダヤ人1000人以上の命を救ったとしてスティーブン・スピルバーグ監督の映画「シンドラーのリスト」などで描かれたオスカー・シンドラー氏(1974年死去)が残した本物のリストのコピーが、このほどオーストラリア・シドニーのニュー・サウスウェールズ州立図書館で発見された。映画の原作小説を書いた豪州の作家トーマス・キニーリー氏の資料箱から見つかったという。(写真はアウシュビッツ収容所のユダヤ人) リストは大戦末期の45年4月18日付で、黄ばんでもろくなったタイプ打ちのカーボンコピー13枚から成り、シンドラー氏によってガス室行きを免れた801人のユダヤ人の名前が記されている。図書館が96年に入手した6つの資料箱のうちの1つに入っていた研究ノートやドイツ紙の切り抜きの中
豪州ニューサウスウェールズ州立図書館(New South Wales State Library)で、アカデミー賞を受賞した映画『シンドラーのリスト(Schindler's List)』の原作『シンドラーズ・リスト(Schindler's Ark)』の作者であるオーストラリア人作家トーマス・キニーリー(Thomas Keneally)氏。手にしているのは同図書館に保管されていた自らの資料から見つかったユダヤ人801人の氏名を記した実物のシンドラーのリストの写し(撮影日不明、2009年4月6日提供)。(c)AFP/STATE LIBRARY OF NEW SOUTH WALES 【4月6日 AFP】(一部更新)第2次世界大戦中にドイツ人実業家のオスカー・シンドラー(Oskar Schindler)が、ナチスによる「ホロコースト(ユダヤ人の大量虐殺)」から救ったユダヤ人801人の氏名を記したリ
「ホロコースト」と無冠詞でいえばふつうナチス・ドイツによるユダヤ人の大量虐殺のことを指し、シンティ・ロマの人々や障害者の虐殺については一般的にはこれを含めない*1。「ホロコースト/Holocaust」という言葉はそもそも、「完全に焼く」という意味のギリシア語「holokaustos」から来ており、旧約聖書に出てくる5つの犠牲の内のひとつ、つまり獣を丸焼きにして神に捧げるという宗教的な意味を持っている言葉である。ナチスのジェノサイドによって犠牲になったユダヤ人たちは収容所の焼却炉で最終的に焼かれたことから連想された言葉だが、それが一気に広まったのは1978年に放映されたアメリカのドラマ「ホロコースト」である。 このドラマは、多くの実証的な研究を下敷きにしつつも、あるドイツ人とユダヤ人二つの家族がナチズムの時代にどのような運命をたどったかという、より物語性を重視したフィクションである。とはいえ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く