2月定例岡山市議会は19日、本会議を再開。2413億円余の2010年度一般会計当初予算案、複合型商業施設の誘致を目指すカネボウ工場跡地の民間活用エリア(東区西大寺南、約2・6ヘクタール)を21億円余で買い入れる議案など執行部提案の82件、議員提案4件の計86議案を原案通り可決し、閉会した。 当初予算は、ER(救急外来)などを柱とする岡山総合医療センター(仮称)の具体像を示す基本計画、センター整備地となる岡山操車場跡地(北区北長瀬地区)一帯のまちづくり基本構想の各策定費を計上。大規模事業がセットで動きだす。 カネボウ工場跡地の民間活用エリアは、フットサル場や家電量販店を核とする商業施設を提案した三菱地所(東京)グループを優先交渉先とし、来春以降の開業を目指す。 議員提案では、生物多様性の保全を推進する条例を賛成多数で可決。また、日韓併合(1910年)から100年になることを受け、慰安婦問題の