9月21日(金)東京の早稲田奉仕園リバティーホールにおいて、韓国の日本軍「慰安婦」被害者を囲んで「河野談話見直し論に反撃する!」緊急集会が行われました。 1993年に公表された「慰安婦関係調査結果発表に関する内閣官房長官談話」(河野談話)は、日本軍「慰安婦」問題について、軍の関与を認め、「慰安婦」の募集や移送について強制を認めるものでした。今年8月、韓国の李明博大統領は「慰安婦」問題について改めて正当な解決を日本政府に求めました。これに対し、橋下大阪市長、石原都知事、安倍元首相などが、「強制の証拠はない」「河野談話を見直すべき」などと発言しています。 緊急集会では、関東学院大学教授の林博史さん(写真上)が河野談話見直し論に反論する講演を行いました。「強制連行だけが問題なのか、だまして連れて行くこと自体が犯罪である」「中国やインドネシアなどの占領地では、軍による暴力的な連行があったことを多く