『福岡のまいにちカレー』 上野万太郎 著 (書肆侃侃房・1404円) 2014年06月08日(最終更新 2014年06月08日 15時00分) 『福岡のまいにちカレー』上野万太郎著(書肆侃侃房・1404円)写真を見る 福岡の庶民派ご当地グルメの代表格といえばラーメンだが、うどん店も実はかなり多い。そして、若者を中心に最近ファンが増えてきたのがカレーとか。福岡市在住のライターが同市とその近郊のカレーを食べ歩き、48の店を紹介する。 味の伝統を守り続ける創業41年の老舗店(春日ロッジ)、元ヘビメタバンドのボーカリストが始めた創作カレーの店(スプーン・ソング)、バーテンダーが古びた一軒家で開業した店(路地裏カレー Tiki)、二代目に引き継がれた薬膳カレーの店(ベースキャンプ)…。オーナーの魅力とともに、カレーの世界の奥深さを教えてくれるガイドブックだ。 (書肆侃侃房・1404円) =201