2024年度予算の知事査定を行う鈴木直道知事。「道民目線」をいかに反映させるかを意識している=今年1月 道知事の鈴木直道(43)が昨年4月に再選し、2期目に入って道庁内で増えたとされる場がある。部下から各種施策について説明(レクチャー)を受ける、通称「知事レク」だ。聞いて感じたいくつもの疑問を職員に投げかけ、関心の強い分野だと持論を展開。記者会見前には約4時間に及ぶこともある。 中でも選挙公約の柱に掲げる地域おこし協力隊への支援などに関しては、自ら他自治体の取り組みを調べて「こういうことはできませんか」と頻繁に聞く。説明が物足りないと感じると、納得いくまで問い詰める。今年に入ってからは観光予算や機構改革を巡り、幹部に語気を強める場面が目立った。
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