オタク市場の研究 作者: 野村総合研究所オタク市場予測チーム出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2005/10/14メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 193回この商品を含むブログ (39件) を見る私がオタク業界の研究をはじめたのは今から15年ぐらい前の話ですが、ついに野村総研からこのような研究レポートが出る時代になりました。当時は「これから一億総オタク化の時代が来る」と言っても誰も信じてくれませんでしたから感慨深いですね。 さて、様々なオタク研究書を読んで来た私から見ても、本書はこれまでの研究書からみるとかなり異色の存在です。このレポートの定義づける「オタク」とは、「趣味に膨大なお金と時間を費やす人」のことで、文化的社会的現象面から規定されたこれまでのオタク像よりもかなり広いエリアを対象にしています。コミックやアニメ、ゲームというコンテンツ系だけでなく、メカ系や旅系など
女性オタク研究は、なぜ存在しないのか:News Weekly Access Top10(2005年10月9日-10月15日) 先週のアクセストップも「のまネコ」問題に関する記事。ここ数週間は、のまネコ問題に絡む記事がトップテン上位を独占してきた。2位には、先週トップだった野村総合研究所(NRI)のオタクマーケティングに関する記事がランクイン。息の長いアクセスを集めた。 オタクをマーケティングや市場の視点から研究した代表格は、NRIと浜銀総合研究所だが、それぞれ男性が研究対象の中心。世に多くいると思われる女性オタクの研究はそう多くない。 オタク事情に詳しく、やおい本を手がけた経験を持つある編集者は「市場としては女性オタクの方が大きいのでは」と話す。しかし女性オタクをマーケティングの視点でとらえた研究は例がなく、彼女らの実態は謎のままだ。 女性オタク研究が見当たらない一番大きな理由はおそらく、
先週、某広告代理店と編集者他の呑み会に参加。末席を汚させてもらう。 現在は編集の現場を離れてしまったけれど、昔はぶいぶい言わせていたちょっと尊敬している編集者さんからの金言。 実写映画化、アニメ化は、小説が売れた作家へのご褒美じゃない。 あれはもっと本を売るための手段でしかなく、そう作家も考えていかないといけない。 (映像化された時に、映像制作陣に常識はずれな態度を取っちゃう人は……←さすがにここまでは言わない) 映像化されたのを「一つの到達点」と思うようでは、作家としては生き残っていけないね。 アレは単なる通過点の一つに過ぎない。 名言である。 「生涯に一本、自作がアニメ化されればいい」というのは甘えで、映像化された以降も増えた読者に対して本を売り続け、売れ行きを伸ばせるor落とさない作家だけが本物であるのは間違いない。 アニメ化されたいという野心を持ってライトノベル作家になるのはいいけ
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