印刷 関連トピックス菅直人北海道電力原子力発電所東京電力 [東京 17日 ロイター] 菅直人前首相は17日、ロイターのインタビューに応じ、昨年3月11日の東日本大震災とそれに伴う東京電力福島第1原子力発電所の事故を契機に、首相在任中に打ち出した「原発に頼らない社会」を実現するには、「原発がなくても必要なエネルギーを供給できることがカギ」だと強調した。 そのためにも「再生可能エネルギーを増やすには改革が必要で、改革のあり方の例としては発送電分離が一つの案として有力」と指摘した。 前首相はまた、国による東電への公的資本注入と、国がどの程度の議決権を握るかが焦点となっていることについて、「そうした質問には答えないが、いまの内閣は頑張っている。この問題は現内閣がしっかり判断してくれると思う」と語った。インタビューでの主なやり取りは以下の通り。 ──退任から約半年。最近の活動は。ダボス会議(