残暑お見舞い申し上げます。 暑さが厳しくなると出てくるのが夏バテ防止の定番「ウナギ」の話題だ。しかし、今年のウナギの話題は少しばかりいつもと様子が違って生物資源的な扱いが散見される。ということで、今回は「ウナギ」の話を一席。 架空番組「ウナギが食べられない日が来る?」 ナレーション:土用の丑の日といえば、ウナギ。夏バテ防止の特効薬としてこの時期に欠かせない風物詩ですが…今年はウナギの原価が高騰して庶民には手の出ない高値の花になっています。 (街頭インタビュー「ウナギ?好きですよ。でも高くてねぇ。専門店でなんて食べられませんよ」などの声) ナレーション:なぜ、こんなに高くなっているのでしょうか?その理由の一つにウナギの稚魚であるシラスウナギの不漁があります。 (シラスウナギの漁獲量を示すグラフを表示) ナレーション:そして、日本へのウナギ輸出大国である中国・台湾の輸出コントロールがあります。