タレントの関根勤さん。 民放の昼のバラエティー番組に、およそ30年にわたってレギュラー出演していました。しかし、当初は順風満帆とは言えず、「逃げたい」と思うこともあったそうです。工夫をする生き方で、その「逃げたい」気持ちを解決してきた関根さん。家庭では、娘の関根麻里さんに「逃げてもいいんだよ」と諭したといいます。本当に逃げてもいいんでしょうか? (聞き手:守本奈実アナウンサー、取材:新井信宏アナウンサー) (関根さん) 若いときは「結果を残さなきゃいけない」とか、「目立たなきゃいけない」とか、大変なこともありました。 僕の中でいちばん難しかったのは、32歳のときに『笑っていいとも!』のレギュラーになったときなんですよ。僕は男性にウケる笑いしかやってこなかったんですよ、ずっと。でも、『笑っていいとも!』に行きましたら、9割5分、若い女性なんですよ。どうしていいかわからない。えー、この人たちを
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