飯田市今宮町の障害福祉サービス事業所「いずみの家」は4月3日、同事業所に通う精神障害者が焼いたパンなどを出す喫茶店「Yuicafeizumi」を飯田市の中心市街地に開店する。軽乗用車で市内の企業を回ったり、同事業所でパンを販売したりしてきたが、店舗を構えるのは初めて。市街地で住民と触れ合うことで通所者が接客の経験を積み、工賃アップにつなげていく狙いだ。 店舗は、中央通りに面した1階部分に借りた約60平方メートル。店名は、地域住民の結び付きを示す言葉「結い」と事業所名から取った。店内では、同事業所で焼いたパン30種余りを出すほか、飲み物やバニラアイスにエスプレッソコーヒーをかけたデザートなども用意する。 同事業所の職員1人と通所者5人が調理から接客までを担う。座席数は24。営業時間は火~土曜の午前9時~午後5時。 同事業所には精神障害者約40人が通っている。昨年から障害者就労支援に取り
飯田市の中心市街地にある信号機付きの交差点について、市が信号機を使わない円形交差点「ラウンドアバウト」を導入する検討を進めていることが15日、分かった。県道と市道が5方向から集まる近くのロータリーで同市などが行ったラウンドアバウトの社会実験を踏まえて新設は可能と判断。県警も前向きに検討している。 ラウンドアバウトでは、交差点に向かう車両は左折して円形の「環道」に入り、時計回りに走った後、目的地に向けて再び左折して環道を外れる仕組み。社会実験を担当した名古屋大大学院の中村英樹教授(交通工学)は「信号機が撤去されてラウンドアバウトが整備されれば、日本初の画期的な取り組みになる」と話す。 導入が検討されているのはJR飯田駅の東約300メートルにある「東和町」交差点。市は2009年度から4年計画の市道改良工事に伴い、県道と市道が5方向から集まる変則的な交差点を簡素化する方向を検討。ただ、地元か
折り紙で作った花を1カ所に多く飾るギネス世界記録に挑戦している飯田市上郷小学校6年2組の児童35人が4日、飾り付けた花の数を同校体育館で数えた。目標とした1620個を達成。約1時間15分かけて数えた映像などを近くギネス・ワールド・レコーズ社(ロンドン)に送り、認定に期待をかける。 卒業の思い出にと、児童10人の実行委員会が中心となり、昨年10月から総合的な学習の時間を使って計画を進めてきた。折り紙の花作りは休み時間や自宅でも続け、出来上がった花は、約40センチ×約30センチの発泡スチロール箱45個に針金で固定。水色の花で「絆」、赤い花で「6」「2」を描き出した。 全てを数え終えると、児童たちはクラッカーを鳴らし「ばんざーい」。実行委員長の吉田里菜さん(12)は「みんなの絆が深まった。認定されるとうれしい」。担任の棚田祥子教諭(46)は「子どもたちは諦めないことや支え合うことを学んだ」と
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