メモリの種類と変数の配置について理解しよう ページの先頭へ 変数が、システムのメモリ上にどのように配置されるのかを理解すると、自分の書いたコードによってコンピュータの中で何が起こるのかが想像できるようになります。この動きを理解することが C++ プログラミングでは必須です。 コンピュータの主記憶は、通常大きな、たとえば連続した 2GB の塊ですが、システムは、その中を左下の図のような三つの領域に分けて使用します。 CODE は実行のための機械語をおく領域で、現在実行中のコード位置は IP(インストラクション・ポインタ) で指し示されています。 HEAP はプログラムの中で、「必要に応じてシステムから取り」、「使用後にシステムに戻す」という使い方をするメモリのプール領域です。一時的にこの中をさす DP(データ・ポインタ)が使われることもあります。C++ ではヒープのデータを取るには