リベリアの首都モンロビアで国際医療支援団体「国境なき医師団」が運営する病院の前に立つ看護師(2014年9月7日撮影、資料写真)。(c)AFP/DOMINIQUE FAGET 【4月2日 AFP】エボラ出血熱の終息宣言から2か月以上たったリベリアの首都モンロビア(Monrovia)で今週、新たにエボラウイルス感染者の女性(30)が死亡していたことが分かった。 世界保健機関(WHO)は1日の声明で「きのう(3月31日)、モンロビアの病院へ搬送中に死亡した30歳の女性は、検査の結果、エボラウイルスの新たな感染者であることが確認された」と明らかにした。 リベリア保健省の高官はAFPの取材にこの事実を認めた上で、詳細については後ほど公表されると述べた。対応の調整に当たる緊急会議が招集されるという。 隣国ギニアでは地方部でエボラ熱が再燃し、過去数週間に7人が死亡している。ただ、リベリアの新たな感染者と