インドネシア・バリ島のヌサドゥア(Nusa Dua)で開かれたアジア開発銀行(Asian Development Bank、ADB)の年次総会後の記者会見で演説する与謝野馨(Kaoru Yosano)財務・金融・経済財政相(2009年5月3日撮影)。(c)AFP/Sonny TUMBELAKA 【5月4日 AFP】東南アジア諸国連合(Association of Southeast Asian Nations、ASEAN)に日中韓が加わった「ASEANプラス3」の財務相が3日、インドネシア・バリ島のヌサドゥア(Nusa Dua)で会合を開き、アジア各国が金融危機に陥った場合に外貨を融通する枠組み「チェンマイ・イニシアチブ(Chiang Mai Initiative、CMI)」の資金枠を総額1200億ドル(約11兆9000億円)に拡大することを決めた。 このうち、日本と中国は各384億ドル(