東京・永田町の民主党本部に金属製の弾丸のようなものが入った封書が郵送されていたことが19日、警視庁築地署への取材で分かった。同署は銃刀法違反などの疑いもあるとみて、金属の鑑定を進めるとともに、発送元などを調べている。 同署によると、封書には黒いボールペンのようなもので、あて名に「民主党 菅由人殿」、裏面の差出人欄に「豹変(ひょうへん)マスクこと酔狂直人」と記入されていた。縦20センチ、横9・5センチの白い封筒で、消印は読み取れないという。 封書は16日朝、中央区銀座の郵便事業会社銀座支店で発見。X線検査で、弾丸のようなものが入っていることを確認した。あて名に該当者がなく、民主党本部が受け取りを拒否したため同支店が同署に届け出た。