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ブックマーク / globe.asahi.com (6)

  • 朝日新聞グローブ (GLOBE)|Breakthrough -- 突破する力 吉田都

    どうして、私だけこんなにサエないんだろう。 20代の吉田都は、英国のバレエスタジオの鏡の前でため息をついた。 バレエは、椅子に座り獣肉をす西欧の宮廷文化が生んだ身体芸術だ。鏡の中では誰もが、踊るために生まれてきたと言わんばかりの肉体を誇示していた。それに比べ、ここにいるのは顔も体も、どうしようもなく日人。ああ、いやんなるなあ。 「仮に、脚を1外して、眺めたとしましょう」と、今年44歳になる「バレエ界の至宝」吉田は説明してくれた。「向こうのトップダンサーの脚ならどこから見てもまっすぐ。私の脚は、あっちから見てもこっちから見ても曲がっているんです」 だけど……できることをやるしかない。若い吉田は鏡の自分にそう言い聞かせて稽古を始める。筋肉が熱を帯びる。もっと鋭く、もっと軽やかに。踊れば嫌なことも忘れられた。バレエはいつも味方だった。 劣等感にまみれた日娘は、どんなきっかけで「やれる」と

    fujiyoshisyouta
    fujiyoshisyouta 2009/09/09
    「日本人であるどうしようもなさ」というところだけ引用してみようかな。
  • 朝日新聞グローブ (GLOBE)|加藤千洋が黄河を行く 荒れる黄河と日本のかかわり

    [Part1] 黄砂めぐる日中韓の共同研究 思惑の違いが、浮かび上がった 日と、黄河流域が荒れ果てることとは、密接な関係がある。 内陸の砂漠や黄土高原などの砂ぼこりは偏西風で舞い上がり、日まで飛んできて、降り積もる。「黄砂」現象である。 黄砂の影響でかすむ福岡市内=09年2月12日午前、福岡市早良区、社ヘリから、山壮一郎撮影 黄砂は、朝鮮半島にも飛来する。中国では、砂嵐が被害をもたらす。 そこで、日中韓の環境相会議は07年、黄砂の共同研究を始めることに合意した。6月には、2回目の作業部会が中国・瀋陽で開かれた。 共同研究の主な課題は、黄砂の飛来状況のモニタリング(監視)だ。発生源や飛来ルートなどを解明するため、黄砂のサンプルを集め、化学的な分析をする。黄砂が発生した特定の時期のデータを持ち寄り、研究のすり合わせも試みている。 ところが、三つの国の思惑の違いがあらわになりつつある。

    fujiyoshisyouta
    fujiyoshisyouta 2009/07/17
    "日本の世論は「黄砂悪者論」が主流で、発生源である中国の責任を問う声が根強い"まるで黄砂様を崇めよとでもいいたげな勢いだな。さすが加藤工作員といったところか。
  • 朝日新聞グローブ (GLOBE)|ウェブオリジナル 民主党 どう見る、どう語る

    [第6回] 菅・代表代行に聞く 「官僚主導政治の打破」は可能か 菅直人 民主党代表代行 民主党は、政権をとった場合に、「官僚主導政治の打破」を掲げている。政策決定の仕組みを変える際の一つのモデルが、英国だ。菅直人・民主党代表代行は6月6日から10日まで、英国視察を行った。渡英直前に、日のシステムをどう変えようとしているのか、聞いた。 (聞き手・梶原みずほ) ――日政治のどこが一番問題ですか。 英国のプレスコット前副首相(右端)と会談する菅直人民主党代表代行=6月9日、ロンドンの英国会議事堂、北沢卓也撮影 菅直人 「政治家ではなく官僚が、内閣をコントロールしているところだ。僕は、よく学生に国会の役割って何ですか、と聞く。法律を勉強している人はみんな立法だというが、もっと重要な仕事がある。国民に代わって内閣総理大臣を選ぶことだ。国民から国会で多数派として信任された政党が、自分たちで内閣を

    fujiyoshisyouta
    fujiyoshisyouta 2009/06/23
    "民主党が役人を敵対視しているというイメージが広がっている"のは、例えば id:entry:14127147 みたいな事からではないでしょうかね。実際は違うと言うのはわかりますよ。id:entry:14146155
  • 朝日新聞グローブ (GLOBE)|ウェブオリジナル 民主党 どう見る、どう語る

    [第2回] “地方政党”化する民主党 個別所得補償とどぶ板で地方票開拓 民主党の特集をしようと編集部で決めたとき、話題の一つに上がったのが農業政策だ。一昨年の参院選で党が三大政策の一つに掲げた農家への個別所得補償制度の導入は、「ばらまき」と指摘されながらも、一人区での圧勝をもたらした要因の一つになったといわれる。「党内でぶれはないのか」「民主党は“地方政党”化を模索しているのか」「財源の根拠は?」。様々な疑問が浮かんだ。07年の参院選当時、金沢総局で石川県選挙区を担当していた当時を思い出しながら、取材を始めた。(築島 稔) 「農水キャラバン」で、新人候補を支援 私が取材班に加わったのは4月末。取材してすぐに実感したのは、民主党の「地方重視」の姿勢だった。 次期総選挙に向けて民主党は昨年から「農水キャラバン」を始めていた。農村地域を持つ選挙区に新人候補が立候補を予定している場合、農政に詳しい

    fujiyoshisyouta
    fujiyoshisyouta 2009/06/22
    「マニフェスト」を掲げた都市型政党の面影もどこへやら、いまやミンスは「どぶ板」選挙に奔走する。これも「選挙に強い」小沢イズムゆえか。
  • 朝日新聞グローブ (GLOBE)|The Author―著者の窓辺 レザー・アスラン

    [第6回]イスラムの解釈を個人が再定義する 「宗教改革」は、すでに始まっている 『変わるイスラーム源流・進展・未来』No god but God:The Origins, Evolution, and Future of Islam レザー・アスラン Reza Aslan 作家、宗教学者 キリスト教では、キリストをめぐる人間的な物語があふれているのに、イスラムでは戒律や教義が強調されがちだ。このは、イスラムの預言者ムハンマドを中心に、様々な人間の物語から始まり、イスラムを語るストーリーテリングの斬新さに驚かされる。「イスラムの宗教改革」という刺激的なテーマを提示する意欲作でもある。 宗教は物語であって歴史ではない ――イスラムを扱いながら、小説のような書き方をしていますね。例えば、ムハンマドが初めて神の啓示を受けた時の様子を、「人里離れた山中の洞窟に1人で座って瞑想していると、突然、目に

    fujiyoshisyouta
    fujiyoshisyouta 2009/06/22
    伝統的指導者と、抵抗する宗教改革という観点から、近年の動きを概観。記事中では明言されてないが、アルカイダのような過激派もある面ではカルヴィニズムと相似形なのかな、と思った。ほら、「個人への還元」とか…
  • 朝日新聞グローブ (GLOBE)|World Economy―先読み世界経済 大竹文雄

    [第5回]派遣禁止は有効ではない 貧困問題解決のための処方箋 大竹文雄 Fumio Ohtake 大阪大学社会経済研究所教授 大竹文雄教授 2008年末から派遣労働者を中心に大規模な雇用調整が行われている。ここにきて、雇用調整の動きは、正規雇用者にも広がりつつある。大幅な雇用調整が必要になっているのは、二つ理由がある。 第1に、今回の景気悪化が急激かつ大規模であることだ。サブプライム問題に端を発した世界的な景気後退はあまりに激しかった。そのため、日企業も対応を迫られた。第2に、日の過去の不況期に比べて非正規比率が高まっていることだ。 非正規雇用は、1996年では雇用者の約20%であったが、2008年には30%を超えている。 雇用調整が容易な非正社員の比率が過去最高の水準になっていたため、景気悪化に対して素早い雇用調整が行われているのである。 今回の雇用調整は、ある意味では予定されていた

    fujiyoshisyouta
    fujiyoshisyouta 2009/03/23
    "[第5回]派遣禁止は有効ではない 貧困問題解決のための処方箋" / http://blog.goo.ne.jp/jyoshige/e/5494323d6842b7a1e586833d8842f8aa 経由。
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