宮崎県で発生した口蹄(こうてい)疫の被害が拡大している。 感染やその疑いのある牛や豚は8万頭を超え、4万頭以上が殺処分された。 10年前に宮崎県と北海道で発生した時は740頭余が殺処分されたが、今回は被害が格段に大きい。このままでは国内の畜産、食品業界に影響が出かねない。 国や県など関係機関は、感染がこれ以上広がらないよう、封じ込めに全力を挙げる必要がある。 道内農家は宮崎からの飛び火を懸念している。家畜に異常がないか、農家は細心の注意を払ってほしい。畜舎への出入りは極力避け、消毒など予防措置にも万全を期したい。 口蹄疫は、牛など偶蹄(ぐうてい)類の動物がウイルスによって感染する。発症すると急激に肉の質が落ち、家畜としての価値がなくなる。 宮崎県は、牛肉の買い控えなど風評被害を心配している。口蹄疫は、人に感染せず、感染した家畜の肉を食べても健康に影響はない。 発生地域では消毒が徹底され、家
野党各党は1日、民主党の小林千代美衆院議員(道5区)陣営への不正資金提供事件で、北海道教職員組合(北教組)幹部らが逮捕されたのを受け「労働組合の資金に支えられている民主党の体質を表している」(大島理森自民党幹事長)などとして国会で追及する方針を強調した。 特に自民党は、鳩山由紀夫首相と小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体の収支報告書虚偽記入事件と並ぶ「三大政治資金疑惑」と位置付け、小林氏や北教組関係者の参考人招致を求める方針。 大島氏は記者団に「聖職である教員の労働組合幹部が事件を起こし、誠に残念だ。(北教組を傘下に抱える)日本教職員組合の在り方を含め、国会で説明を要求していく」と述べた。 公明党の斉藤鉄夫政調会長も「政治の信頼を損なう由々しき事態だ。原資は税金で、国民の関心も高いのでしっかり捜査してほしい。民主党には説明責任がある」と語った。 昨年の衆院選道5区で小林氏に敗れ、比例道ブロッ
就職難に苦しむ札幌の大学生らによる「就活くたばれデモ」が23日、札幌市の中心部で行われ、リクルートスーツ姿の学生が年々早まる就職活動への不満や求人増を訴えた。 デモには、就職先が決まっていない北大の4年生や大学院生ら約20人が参加。「面接多すぎ」や「既卒を差別するな」と書かれたプラカードを持って、「生きるための仕事をよこせ」などと叫びながら、約1時間練り歩いた。 馬のマスクをかぶった学生が「内定」と書かれたニンジンを追いかけるなど、就職活動の現状をちゃかすパフォーマンスも。 デモを呼びかけた北大文学部4年の男子学生(21)は「大学は就職のための予備校ではない。厳しい就活の現状を分かってほしい」と話した。
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