日本プロサッカー選手会主催の合同トライアウトは15日、大阪市の長居陸上競技場で最終日を迎え、この日は2部(J2)落ちした京都から戦力外通告されたDF中谷勇介ら34人が参加した。選手らはJリーグ各クラブの強化担当者やスカウトが見守る中、実戦形式の紅白戦などで現役続行をアピールした。 初日(14日)の47人とあわせ、2日間で参加した選手数は81人で、2002年に合同トライアウトが始まって以降過去最低。また、初の試みとして、国際プロフットボール選手協会加盟のオーストラリアやインドネシアにも開催通知した。 選手会の高野純一事務局長は「昨年から東南アジアなどでプレーする選手が増えており、(トライアウト開催を)アナウンスした。参加選手数が少なかったのは、シーズン中に早めに引退宣言する選手が増えたためではないか」と話した。