写真を撮ったあと、手前の人物にピントを合わせたところ(上)と後方の人物にピントを合わせたところ(下)=東芝提供東芝が開発したカメラモジュール。スマホなどに組み込んで使う=東京都内 【上栗崇】「ピンぼけ」よ、さようなら――。東芝は、写真を撮る前にピントを合わせなくても、撮ったあとで好きな部分や写真全体にピントを合わせられる特殊な写真を撮影するカメラを開発した。1辺約1センチの箱形で、スマートフォン(多機能携帯電話)やタブレット端末に組み込んで使う。 縦5ミリ、横7ミリほどの画像センサーの前に、直径0.03ミリのレンズを約50万個、ぎっしり並べた。「複眼」と呼ばれる昆虫の目と同じ構造だ。それぞれのレンズが少しずつずれた映像を捉えており、50万個の小さな写真を独自のソフトで組み合わせて大きな1枚の写真を作る。 二つのレンズがある3Dカメラと同じように、小さな写真同士のずれを利用して被写体ま
もう一度、サッカー界へ-。Jリーグから交通事故を機に転向した車椅子バスケットボール界で、二十年近く活躍した「千葉ホークス」の京谷(きょうや)和幸さん(41)が今月、再びサッカー界を志し、コーチの公式資格を取得した。ロンドンパラリンピックを最後に、車椅子バスケの選手生活に終止符を打ち、サッカー指導者として新たな道を歩んでいる。 (佐々木香理) 引退して「すっきりとした気持ち」と話す京谷さん。二〇〇〇年のシドニーパラリンピックに初出場。その後、アテネや北京で代表チームの主力として活躍してきた。 主将を務めた北京後も引退を考えたが、「自分が引っ張らなくては」と、現役続行。ロンドンでは、若い選手をサポートする精神的支柱を担った。最後のイタリア戦で、闘志をむき出しに戦う仲間の姿を見て「引き際だな」と感じた。
柏レイソルの育成戦略が示す、日本的な育成システムの構築法 『クラブ改革の3つのステップ』 酒井宏樹、工藤壮人、茨田陽生など、アカデミーからトップへ有能な選手を多く輩出する柏レイソル。クラブが育成に力を注ぐ背景には、どのようなビジョンがあるのだろうか。ユース年代の指導者、アカデミーダイレクターを経て、強化部長に就任した吉田達磨氏の話をもとに、育成をベースとしたクラブ改革の全貌に迫った。 2012年12月29日(土)9時47分配信 text by 小澤一郎 photo Kenzaburo Matsuoka タグ: 小澤一郎 【サッカー批評issue57】掲載 柏レイソルが築いた育成の基盤 ハノーファーへの移籍が決まった酒井宏樹が抜けるとはいえ、現在柏レイソルのトップチームに在籍するアカデミー出身選手は大谷秀和、工藤壮人ら7名。特に酒井、工藤ら90年生まれの年代は6名がトップ昇格を果たし、翌年に
天皇杯準決勝が今日29日に行われる。国立で横浜と対戦する柏は、17人で決勝進出を目指す。チームの主軸であるMFレアンドロ・ドミンゲス(29)ら3人を出場停止で欠き、さらに故障者もいて、ベンチ入りメンバーは規定より1人少ない6人。それでも優勝で得られるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権へ、チーム一丸で戦う。 人数は足りないかもしれない。しかし、気合は十分だ。柏は寒風が吹く柏市内の練習場で準決勝に向けた調整を行った。 練習後、ネルシーニョ監督は「17人を連れていく」と明かした。本来、先発とベンチ入り7人を合わせた18人が試合メンバー。しかし、MFレアンドロ・ドミンゲス、DF橋本、MF茨田が3人同時に出場停止。ケガで離脱しているDFクォン・ハンジン、既に帰国しているFWネットを除く全選手を試合メンバーに入れても、1人足りない状況になってしまった。 それでも、柏には勢いがある。24日に行
水野 甲府移籍が濃厚に!城福監督の熱意が決め手に 柏の元日本代表MF水野晃樹(27)が来季J1に復帰する甲府へ移籍することが濃厚となった。 10年6月にスコットランド1部セルティックから加入したが、度重なるケガもあり、2年半でわずか1得点と力を発揮し切れず、戦力外通告を受けていた。 大宮やJ2の複数クラブからもオファーを受けていたが、FC東京監督時代にも当時千葉所属の水野の獲得に動いた城福監督の熱意が決め手となった。甲府はFWダヴィの放出が決定的で攻撃の中心として期待している。天皇杯準決勝横浜戦で先発が濃厚な水野は「最後に置き土産を残していきたい。ACLも懸かっている。みんなで元日までサッカーしたい」と有終の美を飾る決意だ。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く