一度は辞意を表明しながら、現場に戻ることを決めた柏ネルシーニョ監督(63)について、選手たちは一様に「監督が誰でも、選手のやることは変わらないですから」と冷静に受け止めた。 主将のMF大谷秀和(28)は「すぐに今まで通りっていうのは、自然じゃないと思う。オフィシャルな場でああいうの(辞意)が出たのはすごく大きなことですし。それが1日、2日でチームが普通に動くことの方が不自然。それぞれが時間をかけて消化していけばいいと思う」。 7日にはナビスコ杯準決勝第1戦・横浜戦を控えるが「プロとして誰の下でも結果を出すというのは変わっちゃいけない部分。今いる選手はそれを理解している」と話した。
8月31日に行われた第24節・鹿島戦で辞意を表明していたネルシーニョ監督の現場復帰が発表された5日。日立柏総合グラウンドにはネルシーニョ監督も姿を表すなど、練習場には日常の風景が戻ってきた。 練習後、記者陣の取材に応じた大谷秀和主将は、ネルシーニョ監督の現場復帰に関して特別な感情を出すことなくコメント。「クラブがそういう決断(監督の現場復帰)をしたので、選手たちはそれを尊重するだけだし、勝つために全力で準備をすることに変わりない」と話した。 ネルシーニョ監督が不在だった4日の天皇杯2回戦・筑波大戦に向けての準備期間でも、大谷主将の目にチームの動揺はまったく見られなかったという。「どんな相手でも勝つために準備をすることは変わらない。それはネルシーニョ監督が来てから植え付けてくれたモノだし、それはチームに根付いている」と、太陽王の主将は“VITORIA精神”がチームに根付いていることを強調して
本日、日立柏サッカー場にて「柏レイソル 監督についての会見」が行われました。会見でのネルシーニョ監督のコメントは、以下のとおりです。 ★吉田達磨ダイレクター コメントはこちら ---------- ●ネルシーニョ監督(柏) 「ここにお集まりいただいた方々に、この一連の問題について私から発したことで、本当に申し訳ないと思っています。あの時は私も感情的になり、熱くなって間違った態度を取ってしまいました。そう思っています。 その後の数日間、たくさんの友人、仲間といろいろな話をさせていただき、自分も話をしながら整理をしていきました。反省をして、このクラブでまた仕事をしに戻るという考えに至りました。一度決めたことを撤回することは簡単なことではないですが、失敗していること、過ちをしていることに気付き、そのまま過ちを通すほうが愚かだと思いました。このレイソルでたくさんの仲間と築き上げてきた絆を
本日、日立柏サッカー場にて「柏レイソル 監督についての会見」が行われました。会見での吉田達磨ダイレクターのコメントは、以下のとおりです。 ---------- ●吉田達磨ダイレクター(柏) 「こんにちは。土曜日の夜からお騒がせしておりましたが、我々の監督についてです。ネルシーニョ監督が引き続き、土曜日から指揮を執ることに決定しました。経緯に関しましては報道されていますし、インタビューを受けながら話してきたつもりですが、簡単に説明させていただきます。 まず土曜日(8月31日)の鹿島戦に敗れ、その後に選手、私という順番でネルシーニョ監督から辞意が伝えられました。その日、私と通訳を挟んで話した中で、これは難しい、もう覆らないという感触がありました。それは紙に書いた(契約などを交わした)わけでもなく、私と彼の付き合いの中でそう判断し、慰留ということに関しては、その時点では無理だと私の中では
ネルシーニョ監督が、9月7日(土)のヤマザキナビスコカップ準決勝第1戦 vs横浜F・マリノス戦から、再び指揮を執ることが決定しましたので、お知らせいたします。 ■会見コメント(要約) 「まずはじめにここにお集まりいただいた方々に、この一連の問題は私から発したことで、本当に申し訳なく思っています。あの時(鹿島戦試合後)はやはり私も、感情的になり、熱くなり、間違った態度をとったと思っています。その後数日間、たくさんの友人や仲間と話をして、自分の考えを整理しました。結果、やはり反省してこのクラブへ仕事をしに戻る、という考えに至りました。 一度決めたことを撤回することは簡単なことではないですが、過ちに気づいていながらそのまま意地を通す方が愚かだと思っています。 やはり、このレイソルでたくさんの仲間と戦ってきて積み上げてきたこの絆を私は失いたくない、と心から思いました。 今回クラブの理解の下、現場に
ネルシーニョ監督関係・談話 ネルシーニョ監督関係・談話 ◇熱くなった 柏・ネルシーニョ監督 一連の問題は私から発したことで、本当に申し訳ない。感情的に熱くなり、間違った態度を取った。一度決めたことを撤回するのは簡単ではないが、意地を通す方が愚かなこと。柏で積み上げてきた絆を失いたくないと心から思った。(2013/09/05-18:40) 前の記事へ 次の記事へ
東京電力福島第一原子力発電所でタンクから汚染水が漏れた問題で、汚染の広がりを調べる観測用の井戸の水からストロンチウムなどのベータ線という種類の放射線を出す放射性物質が高い値で検出され、東京電力では漏れ出した汚染水が地下水にまで到達したおそれがあるとして、さらに調べることにしています。
都内にある井の頭公園のネズミ(2008年1月6日撮影、資料写真)。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO 【9月5日 AFP】生まれたばかりのマウスを用いた実験で、ダウン症候群(ダウン症)から回復させることに成功したとする論文が、4日の米医学誌「サイエンス・トランスレーショナル・メディシン(Science Translational Medicine)」に掲載された。米ジョンズ・ホプキンス大学(Johns Hopkins University)の研究チームが発表した論文は、マウス実験の成功をそのまま人間のダウン症の治療につなげてはいないが、将来的に画期的な治療をもたらす可能性があると研究者らは期待している。 21番染色体が通常よりも1本多く3本存在することにより、知的発達の遅れなど健康問題を生じるダウン症には現在、治療法がない。 研究チームは、人間のダウン症と同様の症状を起こすよう遺
今年3月に制作が発表された実写版『機動警察パトレイバー』。今月15日には、台湾で開催された「台湾国際漫画博覧会」でそのビジュアルが披露されたものの、キャストや公開媒体などはいまだに明かされていない。 「原作ファンが多い作品ですし、かなりの超大作なので情報は小出しにする予定だそうですが、すでに6月末から撮影に入っており、10月末にクランクアップするそうです。主演は真野恵里菜さんで、ほかに福士誠治さんや筧利夫さんらも出演します。まず、連続ドラマでやってから、映画化の予定だそうです。なにせ4カ月もの撮影期間がありますから、現場も大変のようですよ」(芸能事務所関係者) そんな中、ひときわ存在感を発揮しているのがベテラン俳優の筧利夫だという。 「主演の真野さんはまだ若いので、ベテランの筧さんらが現場を盛り上げています。筧さんは、毎回のように差し入れをしてくれるのですが、先日は『ファイテン』のネックレ
【柏】ネルシーニョ監督、辞意を撤回 今後も指揮 辞意を撤回した柏・ネルシーニョ監督(左) J1柏は5日、ネルシーニョ監督が辞意を撤回し、今後も指揮を執ると発表した。
8月31日の鹿島戦後に辞意を表明し、クラブも慰留を断念していた柏ネルシーニョ監督(63)が一転、再び指揮を執ることになった。 吉田達磨ダイレクター(39)が5日、会見で明らかにした。ネルシーニョ監督は5日の練習からチームに再合流。井原正巳ヘッドコーチ(45)が指揮を執る予定だった7日のナビスコ杯準決勝第1戦・横浜戦から再び指揮を執る。 吉田ダイレクターは会見で「慰留は無理だと思っていたのですが、監督の方から『もう一度戻りたい』というのが届いた」と説明。同監督の行動がクラブを混乱させたことについては「選手も気持ちの切り替えを見せてくれていた。ネルシーニョには(今後、問題等が起きても)それでもいいのかと聞いたところ、それでもいいとのことだったので」と話した。
封印された岡山劇場(後編) Jリーグにおいて選手とサポーターとの活発な交流は、この男が定着させたと言っていいかもしれない。岡山一成が巻き起こしたパフォーマンスは、「岡山劇場」として認知されていった。だが、昨シーズンは札幌にてJ2降格を味わい、契約更改はなかった。その岡山が8月21日、J3を目指す関西サッカーリーグ1部所属の奈良クラブへ加入。岡山劇場が再び開演する。 2013年09月05日(木)11時00分配信 text by 後藤勝 photo Kenzaburo Matsuoka タグ: 後藤勝 【前編はこちらから】 | 【サッカー批評61】掲載 まだ整理がつかないコンサドーレへの思い サポーターの重みを浦項の選手たちに説いた岡山に、Jクラブから待望のオファーがやってくる。しかし岡山はそのチャンスに応じようとはしなかった。 条件提示は納得のいくものだったが、アジアチャンピオンとFIFAク
急きょ指揮の柏・井原HC、勝利にホッ 拡大 「天皇杯・2回戦、柏4‐2筑波大」(4日、柏) Jリーグ勢が初登場しての2回戦1試合が行われ、ネルシーニョ監督(63)の突然の辞意表明に揺れる前回優勝の柏が、筑波大に4‐2で競り勝って3回戦へ進出した。暫定的に指揮を取った井原正巳ヘッドコーチ(45)はくしくも母校との対戦となったが、「今は勝つことが大事」と苦境での勝利に胸をなで下ろした。 ネルシーニョ監督が8月31日の鹿島戦で敗れた後に突然辞意を表明。わずか3日間しかない準備期間で、井原ヘッドコーチは目前の試合に集中させることに腐心した。「気持ちだけは切らないように声をかけた。モチベーションを保つのが難しい状況で、選手たちが一体感を持ってやってくれた。感謝したい」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。 母校・筑波大の善戦に手を焼いたが、FWクレオの2ゴールなどフィジカルで圧倒して力づくでねじ伏せた。
「細胞シート」による子どもの心筋症治療の流れ 【中村通子】筋肉から作った「細胞シート」で、重い心筋症を患う子どもの心筋の再生を促す臨床研究が、大阪大で今秋にも始まる。心臓移植しか治療法がない子どもの重い心筋症に、新たな治療の選択肢が見え始めた。 心筋症は、心筋が硬くなり、心機能が衰える病気。軽いうちなら薬で治療できるが、重症になると心臓を移植するしかない。心臓移植の対象となる心筋症の子どもは国内に30〜40人いるが、子どもの脳死臓器提供は極端に少ない。 阪大と東京女子医大が開発した「細胞シート」は、傷んだ心筋を癒やす物質を数カ月にわたって放出する性質がある。心臓の表面に貼ると、心筋に栄養を送る血管の再生を促し、心筋組織を修復する。成人ではすでに治験に入っており、効果を上げている。 続きを読む関連記事子どもの心筋症、貼って治療 「細胞シート」阪大が臨床研究へ9/4iPS初臨床で特設サイ
<天皇杯:柏4-2筑波大>◇4日◇2回戦◇柏 ネルシーニョ監督(63)が辞意を表明した柏が、暫定的に指揮を執る井原正巳ヘッドコーチ(45)のもと、筑波大に勝利。井原ヘッドは“監督1勝”を挙げ、チームは昨年度王者の面目を保った。 井原ヘッドはFWクレオ(28)やMF太田徹郎(24)GK稲田康志(28)ら、控えに回ることも多かった選手を起用。クレオが期待に応え、2ゴール1アシストの活躍。太田も右足でミドルシュートを決めた。 一方の筑波大では鹿島入りが決まっているFW赤崎秀平(22)が終了間際に意地の左足シュート。「自分があと2点入れていたら…」と悔しがった赤崎は「(クレオのように)セットプレーになるだけで点を決められてしまう選手は大学生にはいない。DF陣は貴重な経験ができたと思う」と話した。
FA(イングランドサッカー協会)の創立150年を記念して、イギリスのバッキンガム宮殿の庭園で、史上初めてサッカーの試合が開催されることとなった。『BBC』が報じている。 FAは1863年に創立された世界最古のサッカー協会。その創立150年を記念して、ケンブリッジ公爵ウィリアム王子とFAの会長が主導し、イングランドで最も古い2つのアマチュアクラブが対戦することになった。 対戦するのは西ロンドンのチズウィックに本拠を置く、シビル・サービスFCとポリテクニックFCで、試合は10月7日に開催される。またグラウンドは、サッカーの聖地、ウェンブリー・スタジアムのピッチ管理責任者であるトニー・ストーンズ氏の主導で、庭園に造られる予定だ。試合当日は、ウィリアムズ王子も出席予定となっている。
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