サッカーW杯で20日にギリシャと対戦する日本代表には特徴がある。早生まれが23人中10人と多いことだ。幼少期、身体の成長や運動能力で同学年の中で後れをとりやすい早生まれはチームスポーツで不利になりがち。実際、J1選手も早生まれの比率は低い。この逆転現象をどうみるか。 今回の代表で1月生まれはDF今野、MF遠藤、長谷部、FW柿谷、2月生まれはMF青山、3月生まれはGK川島、権田、DF内田、酒井高、FW香川。過去5大会の代表をみると、1998年に3人だった日本育ちの早生まれは、増加傾向にある。 4月~翌年3月という学年単位でみた時、J1の選手は誕生月が遅いほど人数は減る。今季開幕時の日本出身登録選手は4~6月生まれが148人、7~9月が123人、10~12月が91人、1~3月は78人。プロ野球でも同様の傾向がある。また、育成組織のJリーグアカデミーでプロジェクトリーダーを務めた山下則之さんの調
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