頭角を現してきた秋野央樹。長短のパスを効果的に繰り出し相手を崩す(C)2015 KASHIWA REYSOL 大谷秀和や工藤壮人ら主力の多くがユース出身の柏で、また一人、その系譜を継いだ選手が頭角を現してきた。ボランチの秋野央樹(ひろき、20)。U-12(12歳以下)から柏に所属し、吉田達磨監督がクラブ全体に浸透させてきた、ボールを保持してゲームの主導権を握るポゼッションサッカーを体現できる選手に成長した。レギュラー奪取も目前で、「チームを勝利に導きたい」と言葉に迷いはない。 持ち味は、状況に応じた正確な長短のパス。今季初先発となった4月25日の第1ステージ第7節、鳥栖戦。相手ペナルティーエリア外の中央でボールを受けると、ゴール前でフリーになっているレアンドロ(現神戸)に左足でダイレクトパス。それまで緩やかだったパスのリズムを一瞬で変えた。不意を突かれた相手DFは動き出しが遅れ、その隙にレ
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