去年行った国勢調査によりますと、日本の人口は1億2711万47人で、前回・5年前の調査と比べて94万7000人余り減りました。国勢調査で人口が減少したのは調査開始以来初めてで、総務省は「日本は人口減少の局面に入った」としています。 5年ごとに行われる国勢調査で日本の人口が減少したのは、96年前の大正9年に調査を始めてから今回が初めてです。 総務省は「外国人の増加など社会的な人口増加よりも、死亡者数が出生者数を上回る自然減のほうが毎年大きいことが、一番の要因と考えられる。日本は人口減少の局面に、はっきり入ったと言えるのではないか」としています。 都道府県別では、前回より人口が増加したのは、東京・愛知・埼玉など8つの都と県で、このうち沖縄と福岡では人口増加率が前回を上回りました。一方、人口が減少したのは39の道府県で、大阪が増加から減少に転じたほか、茨城や三重、大分など33の道府県では人口減少
愛媛県内の農林業従事者から、マダニを介して感染する「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)の抗体が全国で初めて見つかった。 県内では2013年以降、全国で2番目に多い患者が確認され、県と国立感染症研究所が約700人を調査していた。県などは見つかった抗体を今後詳しく調べ、ワクチンの開発を目指す。 SFTSは11年に初めて原因ウイルスが特定された感染症で、ウイルスを持つマダニにかまれると感染・発症し、全身 倦怠 ( けんたい ) 感、高熱などの症状が出る。国内では、これまでに西日本を中心に約170人の患者が見つかり、うち47人が死亡した。県内では21人の患者が確認され、8人が亡くなっている。 このため、県などが感染予防を目的に昨年7~8月に調査した。農林業従事者がマダニにかまれる可能性が高いため、中予、南予地方で農家などを営む50歳以上の男女694人に協力を要請。採血調査するとともに、マダニに
宇宙空間から僅か1000分の1秒程度だけ瞬間的に大量の電波が飛来する謎のフラッシュ現象について、東京大学などのグループが発生源となった天体を世界で初めて特定し、星と星の合体など銀河で起きている激しい天体現象に迫る重要な手がかりになるとして注目されています。 東京大学大学院の戸谷友則教授らのグループは、去年、オーストラリアの望遠鏡が観測したフラッシュ現象がどこから発生したのか、ハワイにある日本の「すばる望遠鏡」で詳しく調べました。その結果、地球からおおいぬ座の方角におよそ50億光年離れた銀河から発生したことが分かり、世界で初めて発生源となった天体を特定しました。 この銀河は、通常より横長に広がっただ円銀河と呼ばれるもので、銀河の中では生まれてからの時間が長く、こうした古い銀河で起きている星と星の合体など激しい天体現象によって発生した可能性があるということです。 戸谷教授は、「宇宙からはさまざ
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