相手の出方は読み切れない部分もある。6日のW杯アジア最終予選で対戦するイラクはオーストラリアに0-2、サウジアラビアに1-2で敗れ、2連敗中。引いて守るのか、アウェーでも勝ち点を目指して前から来るのか。日本代表DF酒井宏樹(マルセイユ)は「イラクはあとがないので未知」と、背水の相手を警戒した。 「僕らのペースで進めていかないと。ホームなので、内容的に圧倒しないといけない」。9月1日のUAE戦はホームで1-2の敗戦。2度も同じ失敗を繰り返すわけにはいかない。「守備陣として失点ゼロで終わることは絶対」と話す酒井宏が警戒するのはやはりカウンターだ。「相手が何枚、前に残してくるかを見定めて、(吉田)麻也くんだったり、モリくん(森重)だったり、みんなで支えあっていかないといけない。俺らが何枚残るか、しっかり状況判断しながら進めていきたい」と、戦い方をイメージした。 右サイドバックでの先発が濃厚で、セ