カーリング女子で3度の五輪に出場した北海道銀行の小笠原歩(38)が、平昌五輪で新たに実施される混合ダブルスでの出場を目指すことが13日、分かった。北海道銀行は1~2月にあった4人制の日本選手権で優勝できず、平昌大会出場の可能性が消えていた。 日本協会の強化委員会は同日、小笠原と男性選手とのペアら3組を「推薦チーム」として、3月の日本選手権に出場させる方針を決めた。14日の理事会で正式に決定する。同選手権の優勝ペアは4月の世界選手権(カナダ)に出場し、五輪出場権獲得を目指す。小笠原は日本選手権敗退後、今後については「何も考えていない。(続けることで)日本のカーリング界に刺激を与えられるなら光栄。今が一番いい状態なので、よく考える」と話し、進退を明らかにしていなかった。