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2017年6月7日のブックマーク (5件)

  • カーボンナノリングとヨウ素の複合体に電気刺激で電子伝導性と白色発光-名大

    名古屋大学(名大)は6月7日、ベンゼン環を環状につなげた化合物であるカーボンナノリング分子の空間内にヨウ素を閉じ込めた複合体を合成し、この複合体に電気刺激を加えることで電子伝導性および白色発光を発現させることに成功したと発表した。 同成果は、科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業 ERATO伊丹分子ナノカーボンプロジェクト 伊丹健一郎研究総括(名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所拠点長/名古屋大学大学院理学研究科教授)、尾崎仁亮研究員(名古屋大学大学院理学研究科研究員)らの研究グループによるもので、6月6日付けのドイツ科学誌「Angewandte Chemie International Edition」に掲載された。 刺激応答性機能物質は、電圧や光といった刺激に応答して性質が変化し、その変化により特定の機能性を示す。これまでに合成された刺激応答性機能物質の多くは、刺激に応答する

    カーボンナノリングとヨウ素の複合体に電気刺激で電子伝導性と白色発光-名大
  • Ge単結晶を10nm以下に超薄膜化することで電子移動度が飛躍的に向上 - 産総研

    産業技術総合研究所(産総研)は6月5日、ゲルマニウム(Ge)の膜厚10nm以下の均一な超薄膜構造の作製法を開発したと発表した。このナノメートルレベルの均一なGe超薄膜を絶縁膜で挟むと、Ge超薄膜中の電子移動度が著しく向上することも明らかになっている。 同成果は、産総研ナノエレクトロニクス研究部門 Wen Hsin Chang特別研究員、3D集積システムグループ 入沢寿史主任研究員、同研究部門 前田辰郎研究主幹らの研究グループによるもので、詳細は6月5~8日に京都で開催される「2017 VLSI Technologyシンポジウム」にて発表される。 Geは、従来の大規模集積回路(LSI)で用いられているSiに比べて移動度が高く、より低電圧で多くの電流を流すことができることから、SiをGeに置き換えることでLSIの高速化が可能となる。 今回の研究では、半導体転写技術を高度化することによってGeの

    Ge単結晶を10nm以下に超薄膜化することで電子移動度が飛躍的に向上 - 産総研
  • 銅像への帽子やシャツで賛否交錯 岡山県内、悪ふざけか優しさか:山陽新聞デジタル|さんデジ

  • 重力波検出に成功、30億年前のブラックホール衝突

    今回検出された重力波信号を作り出した、2つのブラックホールが融合する様子の想像図。(IMAGE COURTESY AURORE SIMONNET, LIGO, CALTECH, MIT, SONOMA STATE) 遠い昔、はるか彼方の球状星団の中で、2つの奇妙な大質量ブラックホールどうしが衝突して融合した。このときに解放された膨大なエネルギーは時空の構造を歪め、さざ波のように宇宙を広がっていった。 2017年初め、地球のレーザー干渉計重力波観測所(LIGO)が、このさざ波をとらえた。重力波の直接検出としては3例目だ。重力波は、宇宙を観測するための新たな方法となることが期待されている。重力波ははるか遠くにあるブラックホールの成長や位置のほか、2つのブラックホールがお互いのまわりを回転しながら死を迎える様子についても教えてくれる。(参考記事:「2度目の重力波観測、天文学はいよいよ新時代へ」)

    重力波検出に成功、30億年前のブラックホール衝突
  • 松帆銅鐸:より古く 植物片分析、紀元前4~前2世紀 | 毎日新聞

    計7個が見つかった松帆銅鐸。4号銅鐸(中央奥。入れ子の小さい方)の中にあった植物片から、埋納年代が特定された=2015年5月19日、三浦博之撮影 兵庫県南あわじ市(淡路島)で2015年に発見された松帆銅鐸(どうたく)の内部に付着していた植物片の年代が、放射性炭素年代測定で紀元前4~前2世紀(弥生中期前半ごろ)と判明した。市教委が6日、発表した。銅鐸が埋められたとみられる時期が科学的手法で特定されたのは初めて。松帆銅鐸など古いタイプの「聞く銅鐸」は弥生中期末(紀元前後)に一斉に埋められたという有力説が否定された形で、銅鐸が埋められた「謎」を巡る議論が活発化しそうだ。【松杏】 銅鐸は、音を鳴らす棒状の舌(ぜつ)が内側にひもでつるされた小型の「聞く銅鐸」と、大型化した「見る銅鐸」に分けられる。形や大きさ、文様などを基に新旧が推定されているが、有機物の付着や、年代推定が可能な土器と一緒に出土する

    松帆銅鐸:より古く 植物片分析、紀元前4~前2世紀 | 毎日新聞