12年からドイツ・ブンデスリーガのハノーファーで4シーズンを過ごしたDF酒井宏樹だが、昨年夏、フランスの名門マルセイユへの挑戦を決断した。そして移籍1年目の16-17シーズンはリーグ戦35試合に出場するなど、開幕からレギュラーポジションを獲得。名門クラブで得た何ものにも代えがたい経験をした。日本代表でも不動の地位を築く右SBが持って臨んだ強い思いにゲキサカが迫った。 ―移籍1年目でしたが、自己評価も高いシーズンが送れたのではないでしょうか? 「すべてにおいてポジティブに臨めました。例えば、試合中にミスしたことや、自分が関与した失点も多かったけど、それを次の試合にポジティブに持って行けたことが大きかった。それとフランスリーグはこういうところが難しいんだよと言ってくれるチームメイトがいたことも大きかったと思います。経験が多い選手が多いので、自分の身になっているなというのが実感できました」 ―マ