下平監督 現役時代の“恩師”西野氏は「自分たちのスタイル貫く人」
三重大大学院生物資源学研究科の立花義裕教授(気象学)らの研究チームが、シベリア上空から流れ込む大気が北極の温暖化を加速させているとする新説を発表した。海氷の減少だけでなく、大気の流れにも着目して包括的な分析を加えたといい、英国の学術誌「サイエンティフィックリポーツ」(電子版)に掲載された。 アラスカ大、モスクワ大も参加する研究チームが2013年8~9月、北極海上で砕氷船から観測気球を打ち上げ、上空の気温や湿度、風向きなどを調査。これまで蓄積してきた気象データなども踏まえて大気の流れを分析した。 結果、水蒸気を含んだ大気がシベリア上空から北極へ流れ込んでいることを確認。この大気は、北極の低空域にある冷たい大気(寒気ドーム)を滑り上がり、雲を発生させていた。気体(水蒸気)が液体(雲)に変わる際に放出される「凝結(ぎょうけつ)熱」の影響で、北極の温暖化を加速させていると結論づけた。
高知県立坂本龍馬(さかもと・りょうま)記念館が12日、幕末の大政奉還前に長州藩士、木戸孝允(きど・たかよし)=桂小五郎(かつら・こごろう)=が坂本龍馬に宛てた書簡の原本が見つかったと発表した。倒幕への決意を促す歴史的価値の高い史料として知られていたが長年所在が分からなかった。 書簡はタテ約17センチヨコ2・8メートル。大政奉還の約1カ月前の1867(慶応3)年9月4日付で、長崎にいた龍馬に宛てたもの。 大政奉還を「狂言」、倒幕全体の動きを「大舞台」と表現し、舞台を成功させるよう板垣退助(いたがき・たいすけ)(土佐藩)と西郷隆盛(さいごう・たかもり)(薩摩藩)の協力を強く望む内容。龍馬はこの書簡を機に銃を千丁購入して土佐藩に渡し、その後同藩は倒幕に傾いた。 書簡の原本は複製が作られた明治29年を最後に確認されていなかったが、同館が昨年、古美術商のカタログに掲載されているのを見つけ、本物と確認
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